生成AIによる人材育成とマネジメント革新を探るイベントレポート

2025年3月13日（木）に、東京都中央区に本拠を構える『人事図書館』が主催した「人材育成・マネジメントにおける生成AI活用と事例」と題したイベントが行われました。このイベントには、人事関連職の数多くの専門家が集まり、生成AIが持つ可能性やその具体的な活用例について深く掘り下げる貴重な機会となりました。

イベント概要

日時

2025年3月13日（木）19:00～21:00

主な内容

このイベントでは、株式会社リフレクトのCEOである三好淳一氏が登壇し、生成AIが人材育成やマネジメントの分野でどのように活用されるかについて、参加者とともに意見交換を行いました。

生成AIは、特に2023年以降の急速な普及を受けて、ビジネス環境や人材育成・マネジメントにおいても大きな変革をもたらすと期待されています。三好氏は、実際の生成AIを活用した人材育成クラウドサービスの事例を紹介し、具体的な運用方法についても分かりやすく解説しました。

参加者の声

参加者からは、生成AIの可能性についての様々な期待が寄せられました。アンケート結果の一部を以下にご紹介します。

- 「生成AIと育成の相性の良さを感じました。」
- 「実際の活用事例だけでなく、参加者同士でも会話の時間があり良かったです！」
- 「色々なデータ分析をしながら、人事担当が1人増えたように体制が組めるとワクワクしました。」

これらの意見から、参加者が生成AIの活用に対する意欲を持っていることが伺えます。また、AIをメンバーとして見立て、マネジメントの練習に活用するという発想が印象的だったとのコメントもあり、生成AIが従来の枠を超えた活用法が期待されていることが分かります。

登壇者のプロフィール

三好淳一氏は、株式会社インタースコープを経て、人気のデータサイエンティストとしてのキャリアを築いてきました。その後、2017年からHR領域において深く関わり、ピープルアナリティクスの重要性を啓発しています。彼が2021年に創業した株式会社リフレクトは、データサイエンスを駆使した革新的な人材育成ツールを提供しています。

イベントを終えて

参加者は生成AIが人材育成やマネジメントにどのような革新をもたらすのか再確認することができ、これからの可能性に対する期待が高まりました。生成AIの導入はまだ途上であるものの、様々な活用方法の探索を通じて、参加者にとって有意義な学びの場となりました。

人事図書館は今後もこのようなテーマを扱ったイベントを継続し、参加者同士のネットワーキングや学びの場としての役割を果たしていきます。

人事図書館とは

2024年4月にオープンする人事図書館は、2500冊以上の人事関連書籍を有し、650名以上の会員が所属するコワーキングスペースです。「学びで未来を拓く」を合言葉に、より多くの人事関連職の方々に向けた新たな学びの機会を提供していきます。所在地は東京都中央区日本橋蛎殻町1-12-7 WACROSS NINGYOCHO 6Fです。