試合概要
2025年12月10日(水)、りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 シーズンの戦いが繰り広げられ、福岡と愛媛が対戦しました。この試合は福岡にとって、連敗からの脱出を目指す重要な一戦でしたが、最終的に“福岡 71-82 愛媛”という結果に終わりました。
試合詳細
第一クォーター:出だしの不安定な展開
ナイター開始、福岡は愛媛の敵地で何とか流れを掴もうとしました。福岡の#8青木選手が積極的にプレーを仕掛けましたが、連続ターンオーバーが響き、序盤の流れをつかむことはできませんでした。#34アギラール選手がダンクを決めて先制したものの、チームの中心選手である#24バーレル選手が負傷する不運にも見舞われました。この困難な状況にもかかわらず、アギラール選手と#32狩野選手が続けて3Pシュートを沈め、チームの士気を高めました。しかし、愛媛も#16ハームス選手の活躍でリードを奪い、第一クォーターは12-17で終了しました。
第二クォーター:福岡の反撃
第二クォーターでは福岡が追い上げを図ります。先制点を許したものの、#5リード選手が2本連続の3Pシュートを決め、チームの流れを引き寄せました。続いて西川選手やスーヤオ選手も3Pシュートを決め、福岡はリードを奪い返しました。このクォーターを22-12で制し、前半終了時には5点リードで折り返しました。
後半戦:ついに訪れた逆転劇
後半に入ると、福岡は一瞬の隙を突かれ、愛媛に連続得点を許す展開となりました。しかし、すぐに青木選手が3Pシュートを返し、意地を見せました。しかし、愛媛の#6平や#2古野選手によるスティールで流れが変わり、福岡は攻撃が思うように展開できず。逆に愛媛がリードを広げ、福岡は何とか食らいつくものの、リズムを取り戻せない時間が続きました。
最終クォーター:粘り強さを見せた福岡
最終クォーター、1点ビハインドで迎えた福岡は、アギラール選手のフリースローで同点に追いつく好機を迎えました。しかし、愛媛は再び得点を重ねていき、福岡の反撃を撥ね返しました。リードが何度も入れ替わる中、福岡の#3パーカー選手や西川選手が次々に3Pシュートを決め、最終的に残り3分で同点に追いつくまでの粘りを見せたものの、最後は愛媛に勝ち越され、71-82の敗戦となりました。
コメント
福岡の福島雅人ヘッドコーチは、試合後に選手たちの頑張りを称賛しながらも、終盤でのターンオーバーやリバウンドが敗戦の要因になったと振り返りました。一方、デイボン・リード選手は、チーム全体として最終的に戦い抜けたことを評価しつつ、個人の反省点も忘れず次戦に向けた意気込みを語りました。
次回に向けて
今回の敗戦を受けて、福岡はすぐに修正点を見出し、次の鹿児島戦に向けた準備に取り掛かる必要があります。特に、ターンオーバーを減らし、より戦略的なプレーが求められます。次節はホームゲームということもあり、ファンの前での勝利を目指して、選手たちが日々努力する姿勢が期待されます。