大東建託、米国カリフォルニア州における買取リノベ事業を強化
大東建託、米国カリフォルニア州における買取リノベーション事業を強化
大東建託株式会社は、2026年9月末までに米国カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置くCoastlineグループの全株式を取得することに合意しました。この買収は、同社が自らの資産管理やリノベーション機能を強化し、より多様化した事業展開を図るための重要なステップとなります。
Coastlineグループは、賃貸住宅管理やリノベーションを主な事業内容としており、グループ全体で63名の従業員を抱えています。大東建託は、子会社であるDaito Kentaku USA, LLCを通じて、この企業を傘下に置くこととなります。今後、この株式譲渡によって、アセット・マネジメント(AM)やプロパティ・マネジメント(PM)機能の内製化が進むほか、海外投資家との関係をより強固にすることを目指しています。
また、Daito Kentaku USAでは、取得した物件をリノベーションして再販する「買取リノベ再販」事業に注力しており、2024年4月1日からテキサス州ダラスでもこの事業を展開し始めています。この新たな取り組みによって、アメリカ国内における事業の幅を広げ、特に需要の高い地域において事業を拡大していく計画です。8月中旬にはテキサス州での物件の販売も開始され、今後の成長が期待されています。
大東建託は、今後5年間での具体的な目標として、2029年までに管理戸数150万戸、うち海外での管理戸数を5万戸にするという高い目標を設定しています。特にアメリカ市場への進出は、海外事業の重要な足がかりとなり、今後の展開に大きく貢献するでしょう。
Coastlineグループの主要な3社として、Coastline Real Estate Advisors, Inc.、NextGen Apartments, LLC、Turnaround Solutions II, LLCが挙げられます。これらの企業が持つ地域密着型の知見や経験は、大東建託が米国市場での存在感を高めるための貴重な資源となるはずです。
今回の株式譲渡契約の締結は、単なる企業の買収に留まらず、両社にとって新たな発展のスタートラインとも言えます。今後、米国での買収や再販事業がスムーズに進むことが期待されており、日本国内の事業とも相乗効果を生む形で、大東建託の成長を支えていくでしょう。
これからの大東建託の動向に注目が集まります。特に、リノベーションを通じた住環境の改善提案や、賃貸住宅市場の活性化は、多くの人々にとっても重要なテーマであり、その成果がどのように実績として現れるのか、期待されるところです。