データセントリックAIの未来を探る「第15回Data-Centric AI勉強会」
2023年9月2日、Qlean Datasetが「第15回Data-Centric AI勉強会」において、AI学習用のデータ活用の重要性について語ります。この勉強会は、データセントリックなアプローチがどのようにAI開発に影響しているかを多方面から探る貴重な機会です。
勉強会の概要
勉強会は19時から20時までオンラインで開催され、Qlean Datasetのセールス・マーケティング責任者である村山悠太氏が登壇します。彼のプレゼンテーションでは、「データベンダーとして向き合うData-Centric AI」というテーマで、データをどのように扱い、活用するかに焦点をあてた内容が展開されます。特に、AI開発におけるデータ収集と整備の課題について深く掘り下げます。
参加申込は
こちらから可能で、多くのデータサイエンティストやAI研究者たちが集まることが期待されています。
Qlean Datasetの特色
Qlean Datasetは、商用利用が可能なオリジナルデータを提供するサービスです。これにより、開発者は必要なデータを時間をかけずに得ることができ、素早くプロジェクトを立ち上げることが可能になります。さらに、一部のデータはアノテーションが施されているため、そのまま利用でき、個別の要求に合わせた編成も可能です。
特に、株式会社千葉ロッテマリーンズや株式会社東洋経済新報社と協力し、豊富なデータラインナップを構築しています。このような取り組みにより、AI開発におけるデータの課題を軽減し、さらなる進化を支援します。
アカデミア支援プログラム
Visual Bankは、アカデミア支援の一環として、Qlean Datasetを使用した無償データ提供プログラムを開始しました。これは大学や研究機関、非営利の技術開発チームに向けて、画像や音声、動画、テキストなど、合計80種類以上、50万点を超える高品質なデータセットを無償で提供するものです。
このプログラムは、研究分野でのデータ確保の困難さを解決するために設計されており、特に権利に関する問題もクリアなデータを扱うことで、研究を後押ししています。詳細情報は
こちらから確認できます。
Visual Bankの取り組み
Visual Bankは、次世代のデータインフラを創造し、AI技術の進化を支えることを目指しているスタートアップ企業です。「あらゆるデータの可能性を解き放つ」というミッションのもと、AI補助ツールとして漫画家の創作を支える『THE PEN』や、Qlean Datasetのようなデータセットの提供を行っています。また、国の研究開発プログラム「GENIAC」にも採択され、社会へ実装する活動を加速中です。
興味のある方は、Visual BankやQlean Datasetの公式ウェブサイトもぜひチェックしてください。
この勉強会を通じて、AIの未来におけるデータの重要性や、実際のデータ活用の現場での課題などを共有し、AI技術の新たな可能性を探る貴重な機会になるでしょう。