#サイエンス #助成事業 #不登校支援

不登校支援に新たな光！科学に基づく支援制度が開始

日本国内で、不登校および長期欠席の児童・生徒が増加している中、公益社団法人 子どもの発達科学研究所とREADYFOR株式会社が手を組み、「不登校支援に『サイエンス』を」という助成事業を立ち上げることとなりました。この事業は、2025年12月19日から2026年1月26日まで公募を行います。

1. 事業の目的

この助成事業は、急増する不登校の子どもたちが自身に合った支援を受けられる環境を整えることを目的にしています。科学的根拠に基づいた支援モデルを構築し、児童生徒へのアセスメントや個別の支援を行う団体に対し、資金的および非資金的支援を提供します。特に不登校の原因を明らかにし、効果的な支援ができるよう努めます。

2. 助成概要

対象地域

全国

事業期間

2026年5月1日〜2029年2月28日（約2年10ヶ月）

公募期間

2025年12月19日（金）12時～2026年1月26日（月）17時まで

採択団体数

約5〜6団体

助成金額

年間1,300万〜1,560万円、総額で3,900万〜4,680万円

オンライン公募説明会

• - 日時: 2025年12月19日(金) 10:00-11:30
• - 方法: Google Meet

自助団体向けにこの助成事業の背景や申請方法についての説明を行う予定です。また、録画映像も公開されるため、参加できなかった方も後から確認することが可能です。

3. 企画背景

昨年、日本国内の小・中学校における不登校者数は約34万6千人と、11年連続で増加しています。その中で、専門的な相談を受けていない児童生徒は約13万4千人に達しており、この問題の解決が急務となっています。これに対応するために、公益社団法人子どもの発達科学研究所は、2024年に不登校要因分析に関する調査を実施しました。その結果、不登校の原因は「トラウマ・メンタルヘルス」などの5つに分類されました。

4. 助成の意義

現状、科学的根拠に基づいた支援を行っている団体はほとんど見受けられません。専門的な支援を行う職員の不足、アセスメントのための労力、地域の連携資源の不足などがその背景にあります。この助成事業では、専門的研修やアセスメントツールの提供を通じて、質の高い支援ができるように団体を支援します。

5. 最後に

この助成事業は、不登校支援によって、多くの子どもたちが自分に合った支援を受けられる環境を作り出すことを目指しています。今後の公募に向けて、関心のある団体はぜひ、この機会を活用し、未来の子どもたちを支える一翼を担っていただけたらと思います。

お問い合わせ

詳しい情報については、こちらのサイトをご覧いただくか、直接お問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。

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