MOL Safety Conference 2025
2025-05-21 12:12:19

商船三井が開催するMOL Safety Conference 2025の全貌と目的

商船三井が開催するMOL Safety Conference 2025



株式会社商船三井は、2025年の2月から4月にかけて、世界の5つの拠点で「MOL Safety Conference 2025」を開催します。これは、商船三井グループが推進する船員の安全運航に関する意識向上を目的とした重要なイベントです。今年はインドネシアに設立された配乗合弁会社「PT McMOL Crewing International」も参加することになり、全体で781名の船員が参加予定です。

開催スケジュールと参加人数


本会議は以下のスケジュールで実施されます:
  • - 2月5日:東京(日本) - 86名参加
  • - 2月12日/13日:ムンバイ(インド) - 208名参加
  • - 2月19日:マニラ(フィリピン) - 301名参加
  • - 3月25日:ドゥブロブニク(クロアチア) - 138名参加
  • - 4月24日:ジャカルタ(インドネシア) - 48名参加

商船三井は2007年から毎年、Safety Conferenceを開催しており、今回のテーマは「MY GOAL, ZERO HARM」。“安全ゼロ”を目指すこの取り組みには、船上作業に潜むリスクを明らかにし、不安全行動を減らすための様々な意見交換が行われます。

安全文化の創造


会議では、船上作業の具体例を通じて安全管理の理解を深めることに力を入れています。具体的には、船上ICTの拡大に伴うサイバー攻撃の脅威や、船員同士のハラスメント防止についても議論されます。これにより、全体の安全品質を向上させるための知見と意識を共有していきます。

特にマニラで行われる会議では、副社長の田中利明が挨拶を行い、参加者に向けて安全運航の重要性を訴える予定です。現場での具体的な状況を考慮しながら、各国の船員が集まり、情報を交換することは非常に貴重な機会です。

今後の展望


商船三井グループは、「商船三井グループ 安全ビジョン」を基に、世界最高水準の安全品質を実現すべく、今後も様々な活動を推進していく意向を示しています。安全を第一に考え、グローバルに展開する商船三井の取り組みは、今後も注視が必要です。

このMOL Safety Conference 2025における参加船員たちの熱意と学びが、次世代の海運業にどのように繋がっていくのか、今から非常に楽しみです。安全文化の定着を通じて、業界全体の進歩を考える契機となれば嬉しい限りです。


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