本村章がCDO就任
2025-12-03 16:19:29

スパイスファクトリーに本村章がCDOとして就任!デジタルトランスフォーメーションを加速する新たな試み

スパイスファクトリーが新CDOに本村章を迎える



デジタル・トランスフォーメーションを推進するスパイスファクトリー株式会社(本社:東京都港区、CEO:高木広之介)は、2026年1月1日から新たに本村章を執行役員CDO(最高デザイン責任者)として迎えることを発表しました。本村は、企業や行政、公共機関向けにサービスデザインを強化し、利用者視点でのサービス価値向上に努めていくことが期待されています。

CDO設置の背景



近年、生成AIの進展やデジタルサービスの進化に伴い、顧客体験(CX)の重要性がさらに高まっています。Adobeの「AI and Digital Trends 2025」によると、顧客の71%が企業に対して「自身のニーズを予測し、パーソナライズされた提案をしてほしい」と期待していますが、実際にそれに応えられている企業はわずか34%に過ぎないことが示されています。このような体験価値のギャップは企業の競争力にとって深刻な課題です。

スパイスファクトリーは、単に体験を向上させるだけでなく、企業及び行政機関が自らサービスを持続的に改善できるように、デザイン実践能力の育成に目を向けることが必要だと考えています。そのためにCDOの設置が決定されました。

本村章の経歴



本村章は、アメリカでコミュニケーションデザインを学んだ後、サンフランシスコのDubberly Design OfficeでIoTや医療ソフトウェアなどの国際プロジェクトに従事。帰国後は、株式会社ゆめみでデザイン組織を立ち上げ、50名規模に成長させるなどの実績があります。様々な業界においてUXリサーチやサービスデザインに貢献し、デザインマネジメントについての知見も豊富です。

本村はスパイスファクトリーでの役割について、「生成AIやデジタル化が進む中で、技術の進展だけでは変革は起こらない。自らの理想の姿を描き、それに向かって進んでいくことが大切です」とコメントしています。その姿勢から、彼の任務はデザインを専門職能に限らず、誰もが参加できる「共創と学習の仕組み」を構築することにあると語っています。

今後のイベント



スパイスファクトリーでは、2026年2月5日(木)に「公共・金融・デザイン」をテーマにしたイベントを東京都内で開催予定です。詳細については、今後お知らせします。

デザイン・イネーブルメントの重要性



スパイスファクトリーが提案しているデザイン・イネーブルメントとは、価値創造を支える新しいデザインの考え方です。企業や行政がデザインの力を活用することで、顧客体験を根本から向上させ、競争優位性を確保する手法となるでしょう。これは、行政や民間企業が共通のターゲットに向かって学び、成長していくためのものです。

デジタル変革が進む現在、スパイスファクトリーはデザインの力を通じて、より良い社会づくりに貢献していく所存です。毎日の作業の中で、どのように「より良い世界」を目指すのか、私たち一人ひとりが意識することが求められているのかもしれません。今後のスパイスファクトリーの展開に、ぜひご注目ください。


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