ヤマハの新楽器、受賞
2025-11-04 14:16:25

ヤマハ、フィンガードラムパッドがアジアデザイン賞2025で銅賞受賞

ヤマハ、フィンガードラムパッドが「アジアデザイン賞2025」で銅賞を受賞



2023年9月に発売されたヤマハのフィンガードラムパッド『FGDP-50/FGDP-30』が、この度「アジアデザイン賞2025」において銅賞に輝きました。これは国内の「グッドデザイン賞」(2024)に続く栄誉であり、更に国際的なデザイン評価の「Red Dotデザイン賞」(2025)を合わせて、この製品は通算3度目の受賞となります。

フィンガードラムパッドの特長



『FGDP-50』と『FGDP-30』は、本格的なドラム演奏が手軽に楽しめる楽器です。これらのパッドは、軽量かつコンパクトな設計でありつつも、スピーカーや音源、充電式のリチウムイオンバッテリーを内蔵しています。そのため、どんな時でも、どんな場所でも、気軽に演奏することが可能です。人間工学に基づいたパッド配置は、演奏者の指使いに合わせて調整されており、音の強弱の繊細な違いやフラム、ロールといったドラム特有の技術を使った表現にも対応しています。この革新性により、様々な音楽ジャンルに応じた優れたパフォーマンスを発揮します。

発売以来、フィンガードラムの新たなスタイルとして、多くのユーザーに受け入れられています。初心者だけでなく、経験豊富なドラマーやDJ、楽曲制作者にまで幅広く利用されています。

受賞の背景



ヤマハの技術本部デザイン研究所の所長である川田学氏は、今回の受賞についてコメントを寄せています。「昨年のフラッグシップヘッドホン『YH-5000SE』が銅賞を受賞して以来、2年連続となりました。アコースティックドラムセットを極限までコンパクトにし、指による演奏に特化した独自のレイアウトをデザインしています。この小さな楽器が新しい音楽シーンを広げることを期待しています」と語っています。

アジアデザイン賞とは



「アジアデザイン賞」は、香港デザインセンターが主催する国際デザイン賞で、アジアの生活様式に影響を与える優れたデザインを評価することを目的としています。2003年に設立され、毎年高いデザイン性を持つ製品や企業が表彰されています。最高賞の「Grand Award」を含むさまざまな賞が与えられ、今年も254件の受賞が報告されています。

これにより、ヤマハのアジアデザイン賞の受賞歴は累計15件に達しました。過去には、『サイレントブラス™』(2014年)、エレクトリックバイオリン『YEV』(2017年)、デジタルサックス『YDS-150』(2021年)、そしてカジュアル管楽器Venova™(ヴェノーヴァ)『YVS-140』(2022年)が最高賞である「Grand Award」を受賞するなど、数多くの功績があります。

まとめ



『FGDP-50/FGDP-30』の誕生は、従来のドラム演奏の枠を超えた新しさを提供しています。手軽さと高い表現力が同居したこの楽器が今後どのように音楽シーンを変革していくのか、非常に楽しみです。興味のある方は、詳細情報をぜひヤマハの公式サイトでご確認ください。

ヤマハ公式サイト

アジアデザイン賞公式サイト

ヤマハデザインサイト


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