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2025-04-21 12:47:57

生成AIを活用した業務革新!ポケクエの社内アイデアハッカソンレポート

生成AIを活用した業務革新!ポケクエの社内アイデアハッカソンレポート



株式会社ポケット・クエリーズは、生成AI技術の実践的な活用力向上を目指し、社内イベント「アイデアハッカソン」を4月16日に初台本社で開催しました。部門を超えたアイデア創出を促進し、社員間の協力を深めることを主な目的としています。

このハッカソンには、営業、コーポレート、エンジニアからなる24名の社員が参加し、実務に役立つアイデアを競い合いました。生成AIが急速に普及している現在、当社はこの技術を単なる調査の手段としてではなく、業務への応用や思考支援としての活用に挑戦しています。

参加者は4つのチームに分かれ、「業務プロセスの革新」「社内ナレッジの活用強化」「顧客との接点強化」といったテーマに基づいて、独自のアイデアを提案しました。特に注目されたのは、「生成AI活用レベル」と名付けられた、生成AIの活用段階を7つに整理した指標です。この指標に基づき、チームは全員がレベル4(応用活用・思考支援)に到達することを目指しました。

参加者からは「検索で止まってしまう」「使い方に迷う」といった声もあり、生成AIの活用が全体的に広がっている一方で、実践的な理解には差があることが浮き彫りになりました。このため、ハッカソンでは、異なるバックグラウンドを持つ社員が協力し合い、それぞれの業務に役立つ具体的なアイデアを生み出しました。

受賞チームの紹介


特に評価されたのは「スクスク」と名前が付けられた案件適応アナライザーを提案した片平チームです。このシステムは、顧客の要望の検討や、技術的な対応可否やリスク判断を行うことを目的としており、開発スキルに基づいて案件の可否を判断します。チームの提案には、提案書の下書きや過去案件の分析、面談メモの要約という、業務に直結したアイデアが多数含まれていました。その工夫が少人数の営業体制にフィットしている点が評価され、見事社長賞に輝きました。

本ハッカソンを通じて、ポケクエでは生成AIの社内活用の可能性を検証し、顧客向けのPoC(Proof of Concept)やAI導入支援につなげるための確かな基盤を築くことができました。今後も、自社内の実践知をベースにパートナー企業との連携を強め、生成AIを活用して現場の課題解決や新たな事業価値の共創を目指す方針です。

株式会社ポケット・クエリーズは、現場が抱える『人財不足』をテーマに、技能継承や省力化、多能工化を目指した現場向けDXツールの開発を進めています。また、生成AI技術を活用した技術検証や実運用を進め、ロボティクスやIoT、VR/AR/MRの実用アプリケーション開発に注力している企業です。今後も、新たな技術導入に積極的に取り組んでいく予定です。


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