ADW三重松阪蓄電所の竣工式
2026年1月27日、株式会社ADワークスグループの子会社である株式会社エー・ディー・ワークスが、第一拠点となる「ADW三重松阪蓄電所」の竣工式を実施しました。東京都千代田区に本社を置くADWは、収益不動産の事業を超えて、新たなビジネスとして系統用蓄電所の開発に取り組んでいます。
再生可能エネルギーへの挑戦
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展や化石燃料から電力へのシフトが進む中で、電力需要は急増しています。政府は2040年までに再生可能エネルギーの比率を40%以上に引き上げる方針を示しており、これに伴い系統用蓄電所の普及が急務とされています。ADWは、2025年よりこの分野に特化した取り組みを始め、新たな事業として位置づけています。「ADW三重松阪蓄電所」はその最初のプロジェクトです。
スピード感ある開発
ADW三重松阪蓄電所は、小規模な高圧設備を利用して短期間での開発が可能です。電力の売買はアグリゲーターであるデジタルグリッド株式会社に委託され、運用されています。このような体制により、2025年からの1年間で全て出力2,000kW以下の高圧設備を持つ蓄電所を開発することで、迅速な事業展開が期待されています。
竣工式の模様と今後の展望
竣工式には施工会社であるサステナブルホールディングス株式会社や、アグリゲーターのデジタルグリッド株式会社、運営・保守を担当するJESM株式会社の代表者が参加し、テープカットが行われました。参加者は持続可能な社会の実現に向けての決意を新たにし、今後の事業推進を誓いました。
本稼働に向けた準備
「ADW三重松阪蓄電所」は今後試運転を開始し、3月から本連系を実施する予定です。さらに、ADWは今年中に最大7箇所の用地を追加取得する計画を進めており、再生可能エネルギーのさらなる普及に向けた努力を続けています。
企業の背景
ADワークスグループは1886年に創業し、東京を拠点に不動産を中心とした投資ソリューションを提供する会社です。140年を超える歴史を持つADWGは、企業のビジョンとして「ワクを超えるしなやかな発創で、世界を色鮮やかに染め直す。」を掲げ、10年後の目標を設定しています。
ADW三重松阪蓄電所の竣工は、地域社会におけるエネルギーの安定供給に寄与する新たな一歩となります。再生可能エネルギーの取り組みは、今後の持続可能な社会の基盤を築く重要な要素です。