ユーザー数7000件突破！ＴＫＣのペポルアクセスポイントの成長と展望

ＴＫＣペポルアクセスポイント、ユーザー数7000件を達成

2023年1月24日、株式会社ＴＫＣは、自社のペポルアクセスポイントのユーザー数が7000件を突破したと発表しました。この成果は、デジタル庁からの認定を受けたペポルサービスプロバイダーとしての取り組みの結果です。

ペポルネットワークとは

ペポル（Peppol）は、電子文書をネットワーク上で効率的に送受信するための国際的な標準仕様を指します。特に商取引におけるデジタルインボイスの送受信を支援するために設計されており、国際的な非営利組織「Open Peppol」によって管理されています。これにより、異なる国や地域で使用されている様々なシステムを使っても、簡単にデジタル文書をやり取りすることが可能です。

ＴＫＣのアクセスポイント利用状況

現在、ＴＫＣのペポルアクセスポイントを使用しているユーザーの中から、多くの企業がペポルインボイスを利用しています。令和6年12月の実績では、5,245ユーザーがペポルインボイスを受信し、275ユーザーが送信を行いました。また、同期間に受信した件数は8,736件、送信した件数は8,758件と、利用される頻度が高まっています。

これらのデータは、企業における経理業務の効率化が進んでいることを示しています。ＴＫＣでは、デジタルインボイスの普及を通じて、さらなる業務の合理化を目指しています。

ペポルを導入するメリット

ペポルネットワークは、ユーザーが同じソフトウェアを使う必要がなく、異なるインターネットサービスプロバイダーを利用している場合でも問題なく送受信が行えます。これにより、多くの企業がシステムを一新することなく、すぐにデジタルインボイスの恩恵を受けることが可能です。経理部門の業務負担を軽減し、処理時間を短縮することで、企業全体の効率を向上させることができます。

今後の展望

今後、ＴＫＣはペポルインボイスの普及に向けた取り組みを加速させます。ユーザーがより使いやすい環境を整えるための技術革新や、ペポルネットワークに接続するためのサービス提供を進展させ、経理業務のさらなる効率化を支援していく方針です。

まとめ

企業のデジタル化が進む中で、ＴＫＣのペポルアクセスポイントの成長は、ビジネス環境の変化に対応した結果と言えるでしょう。7,000件を突破したユーザー数は、ペポルを利用することで得られるメリットを多くの企業が実感していることを示しています。これからもＴＫＣは経理業務の効率化を追求しつつ、ペポルネットワークのさらなる普及に努めていきます。ペポルについての詳細は、こちらのリンクをご覧ください。