ブランド豚『かみふらのポーク』を使用した新たな美味しさ
北海道上富良野町にて、新たな特産品『かみふらのポークシロホルモン』が誕生しました。この商品は、地域のブランド豚「かみふらのポーク」を使用し、特に希少な部位「シロ」を活かしています。開発の背景には、地域創生を目指すレッドホースコーポレーションの取り組みがあり、地域の生産者や住民の声を大切にしながら商品化が進められました。
開発の想いと課題
上富良野町では、地方創生と地元特産品の発信を目指しています。そのために、レッドホースコーポレーションは地元の生産者たちと一緒に新しい商品を開発することに力を入れています。今年の3月、地域おこし協力隊の大平さんが『かみふらのポークの魅力を広めたい』という熱い想いを抱いて、商品開発セミナーに参加したことがきっかけとなりました。
特に注目されているのは、豚の大腸部分「シロ」です。この希少部位は、その美味しさから多くのファンに愛されているものの、加工の難しさから多くの廃棄が出ているのが現実です。そこで、処理の手間と人手不足が課題となり、この部位を有効に活かす方法を探ることになりました。
商品化に向けた努力
商品化の道は決して平坦ではありませんでした。地域おこし協力隊の大平さんとともに、上富良野の「かみふらの工房」を訪問した際に、大腸の処理が如何に困難であるかを実感しました。何社かの加工業者に相談しても、皆「手間がかかりすぎて無理」と断られる日々が続きました。それでも、彼らの情熱があったからこそ、追加の協力者を見つけることができました。
半年間の苦労の末に手に入れた協力者との出会いによって、ようやく「シロ」を加工する道が開かれたのです。この取り組みを通じて、かみふらのポークの美味しさを広めたいという思いが実現に向かう瞬間が訪れました。
親しみやすい商品デザイン
商品名には「シロホルモン」をあえて使用し、その魅力を積極的にアピールしています。パッケージデザインにもこだわり、上富良野町の自然をモチーフにした風景画をあしらい、地元の人々と全国の消費者に手に取ってもらいやすくなるよう工夫しました。インパクトと親しみやすさを兼ね備えたデザインにするために、何度も検討を重ねました。こうして、地元の素材と情熱が融合した「かみふらのポークシロホルモン」が完成しました。
発売と今後の展望
この商品は、来る12月12日に上富良野町のふるさと納税の返礼品として登録され、今後は町内や近隣の販売店でも販売が予定されています。地域活性化に向けた取り組みの一環として、更なる魅力ある商品開発を進め、地域の特産品の発信に努めていく所存です。
地域おこし協力隊の思い
今回の商品化を実現した大平さんは、『かみふらのポークの魅力をより多くの方に届けたい』と強く語っています。彼の強い情熱と地域の皆からのサポートによって、この新たな地場産品が誕生しました。ぜひ、多くの方々にこの美味しさを味わっていただきたいと思います。
商品の特長
「かみふらのポークシロホルモン」の魅力は、コリコリとした食感と脂の甘味です。噛むたびに広がる旨味の深さは、一度食べれば忘れられない美味しさです。味付けは2種類あり、コクのある味噌味と、しょっぱすぎず程よい甘さの塩味が選べます。家族みんなで楽しめる味付けが特色です。
ふるさと納税の返礼品情報
寄附金額や種類は様々で、味噌味と塩味のセットも用意されており、多くの人々に利用されることを期待しています。ふるさと納税を通じて、上富良野町の特産品を楽しんでいただければ幸いです。
この素晴らしい取り組みは、地域の特性を最大限に活かした商品開発の新たな形として、多くの人に支持されることでしょう。地域の資源を利用した商品化を通じて、上富良野町の魅力を発信し、地域の活性化に貢献していきます。