薬機法や景品表示法違反の広告表現についての調査報告
株式会社REGAL CORE(東京都渋谷区)は、薬機法や景品表示法に関する違反が疑われる広告表現についての調査を定期的に行っており、その結果を報告しています。今回は2025年4月から5月の期間中に収集した広告記事LPの調査結果を基に、法令違反の可能性が高い事例について詳しく解説します。
調査概要
調査は、様々なWEBメディアを対象に、掲載されている広告のレコメンドウィジェットを中心に行われました。広告表現がユーザーに与える影響を考慮し、法令違反の疑いがある表現を見つけ出しました。特に、健康食品や化粧品、医薬品に関連する表現に着目し、多くの事例を洗い出しました。
主な調査結果
1. 健康食品に関する事例
広告記事では、健康食品に該当する商材が、薬機法の規定に反して医薬品的効能を謳ったり、誇大広告的な表現を用いた例が多数確認されました。例えば、次のような表現が問題視されています。
- - 「胸に張りを出す」など、具体的な体の機能に関する効果を謳う。
- - 「飲むだけで必ず痩せる」など、過度に痩せることを約束する表現。
これらの表現は、消費者に誤った期待を抱かせるものとして法令に抵触する可能性があります。
2. 化粧品に関する事例
化粧品分野では、効能を大袈裟に語る表現が多々見つかりました。
- - 除毛剤で「永久脱毛級」といった表現。
- - シミ改善を謳う際に「シミが消える」という表現が確認され、誇大広告として指摘されています。
特に、科学的根拠のない効果を軽視することは、消費者を欺く危険な行為と言えます。
3. 医薬品に関する事例
医薬品に関連する広告では、緩和目的の医薬品があたかも治療効果があるかのように表現されることがあります。
- - 実際には未確認な「しみ消し効果」を商材が謳うことは法的に許されません。これもまた、消費者に誤解を与える可能性があります。
広告表現の適正化に向けて
今回の調査で明らかになったように、広告表現には慎重さが求められます。特に、法律に触れる内容は企業の信用を危うくするため、その表現は正確であるべきです。株式会社REGAL COREは引き続き、調査方法や評価基準の改善を行いながら、透明性の高い広告環境を作ることに貢献していきます。また、調査結果については随時更新を行い、業界内の適切な情報共有を促進していく方針です。
会社概要
- - 商号: 株式会社REGAL CORE
- - 代表者: 代表取締役田之上 隼人
- - 所在地: 東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東9階
- - 設立: 2021年
- - 事業内容: リーガルチェック事業
- - 資本金: 3849万円
- - URL: regalcore.co.jp