日本テトラパックとバローホールディングスの連携
日本テトラパック株式会社(以下、テトラパック)が、バローホールディングスと手を組み、新たに愛知県でバロースーパーマーケットの店舗においてアルミ付き紙容器の回収を開始することが発表されました。この取り組みは、2026年5月28日から29日までの2日間に実施される予定で、愛知県内の10店舗に新たに回収拠点が設置されます。これにより、愛知県・岐阜県全体での回収店舗数は74店舗に増加します。
アルミ付き紙容器のリサイクルに関する課題
アルミ付き紙容器は、主に豆乳や野菜ジュースの包装に使われており、その構造には紙、ポリエチレン、アルミの3層重ねが特徴です。このようにしっかりと防護されているため、内容物が光や酸素から守られています。しかし、この容器のリサイクル率は今なお低く、焼却処分されるケースが多いのが現状です。リサイクル率を引き上げるためには、回収拠点の整備と消費者の協力が不可欠です。
東海地方における回収ネットワークの拡大
これまでテトラパックは、関西エリアでスーパーマーケットや回収事業者との連携を進めてきました。その結果、480以上の拠点での回収が実現しています。今回、バローホールディングスと協力し、東海地方でも新たな回収拠点を設置することができ、多くの消費者にとってより身近な資源循環が可能になります。その成果として、岡崎市などの愛知・岐阜では、すでに64店舗での回収活動が行われています。
さらに、バローホールディングスと共同で、アルミ付き紙容器1枚ごとに1円の寄付がこども食堂や居場所づくりに活用されることも、参加の動機を高めています。このように地域を支える取り組みが、エコ活動に参加する新しい形を生んでいます。
新たに回収を開始するバロー店舗
今回、回収が開始されるバローの店舗は以下の通りです:
- 光音寺店(名古屋市)
- 浄水店(豊田市)
- 城山店(尾張旭市)
- 小牧岩崎店(小牧市)
- 日進岩崎店(日進市)
- 犬山楽田店(犬山市)
- 大口店(大口町)
- 師勝店(北名古屋市)
- 西春店(北名古屋市)
- 岩倉店(岩倉市)
各店舗では、利用者が持参したアルミ付き紙容器を手軽に回収できるように、専用のボックスが設置されます。なお、開始日は店舗ごとに一部前後する可能性がありますので、来店の際はご確認ください。
両企業の期待の声
バローホールディングスのサステナビリティ推進室長である秋元氏は、「持続可能な社会づくりに向けて、店舗でのエコ活動を促進していく」と語り、地域における飲食料の循環を重視しています。また、日本テトラパックのサステナビリティディレクターの大森氏は、この取り組みが地域支援とリサイクルの両方に寄与する意義を強調しています。
テトラパックのビジョン
テトラパックは1951年にスウェーデンで設立され、その後、食品産業で重要な役割を果たしてきました。「食品を安全に、どこでも手に入るようにする」という企業理念のもと、全世界で持続可能な食料システムの実現に貢献してきました。今後もこの理念をもとに、エコ活動を通じた地域貢献に力を入れていきます。
詳しくは、
テトラパックの公式ウェブサイトをご覧ください。