中学生対象の職業体験プログラム「DOMINISTA CHALLENGE」が富良野で開催

職業体験プログラム「DOMINISTA CHALLENGE」開催決定

2025年10月10日（金）、ビジネスホテル「ドーミーイン」を運営する株式会社共立メンテナンスが、富良野市立富良野東中学校の中学生を対象に、職業体験プログラム「DOMINISTA CHALLENGE」を実施します。このプログラムは、ホテルでの様々な業務を体験することで、将来の職業選択や地域社会への理解を深めることが目的です。

プログラムの概要

「DOMINISTA CHALLENGE」は、中高生を対象にした職業体験プログラムで、2019年にスタートして以来、全国のホテルで実施されています。このプログラムでは、フロントでの接客や清掃、ベッドメイキングなど、実際の業務を体験することで、仕事の裏側や働く人々の想いを学ぶことができます。また、地域に訪れる人々との接遇を通じて、協力や感謝の気持ちを育む機会にもなっています。

昨年までに、このプログラムに参加した学校は60校以上にのぼり、北海道・東北エリアだけでも21校が参加しています。こうした職業体験は、子どもたちにとって多文化共生を学ぶ貴重な機会にもなっています。

実施内容と目的

目的

本プログラムの目的は、中学生が仕事を通じて身につけるべき姿勢や知識を理解し、将来の進路について考えるきっかけを提供することです。

実施日時

- 日時: 2025年10月10日(金) 10:00～15:00

プログラム内容

- 座学: 職業説明、業界についての理解、ホテル業界の楽しさや魅力、おもてなしの重要性について学びます。
- 実習: 施設管理や客室のチェック、大浴場のオープン前準備などを体験します。

学校関係者からのコメント

富良野市立富良野東中学校の担当者は、「普段の学校生活では得られない体験を通じて、生徒たちに厳しさや喜びを実感してもらいたい」と述べています。また、この職業体験が将来の職業選択に役立つことを期待しているとのことです。

ホテル側からのサポート

ラビスタ富良野ヒルズの統括支配人である大上洋次氏は、「生徒の皆様が学校生活では経験できない貴重な体験を通じて、働くことの意義や楽しさを実感してほしい」と強調しました。プログラムを通じて、将来の進路選択においても役立つよう、しっかりとサポートする考えです。

プログラムの背景と今後の展望

昨今の社会では、経済的不確実性が高まり、キャリア教育の重要性が増しています。子どもたちに“働くこと”の価値や喜びを実感させることで、地域への愛着やさらなる成長を促すことが求められています。共立メンテナンスでは、このプログラムを通じて子どもたちが社会の一員としての自覚を持ち、地域で活躍する人材へと成長することを目指しています。