キャプションホテル開業
2025-11-14 14:04:36

日本橋兜町に新たな息吹、キャプション by Hyattが木の温もりで障壁を超える

キャプション by Hyatt 兜町 東京がウッドデザイン賞2025を受賞



平和不動産株式会社が手がける「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が、2025年の開業に向けて、多くの期待を集めています。このホテルは、ウッドデザイン賞2025を受賞するなど、木材を使った建築デザインにおいて新たな地平を切り開いています。これまで受賞したのは2022年のKITOKI以来2回目となりますが、木の魅力を強調したデザインは、現代の都市生活において、いかにサステナブルな空間を構築できるかを示す良い例です。

木の魅力が生きるデザイン



ホテルの外観には、木造の柱や梁があしらわれており、街の中にあっても木の自然な温かさを感じさせます。外装には焼杉が使用され、壁面には緑化が施されることで、都市の中にいながらも自然を感じ取れる空間を演出しています。客室内でも木材料を使用した柱や梁がしっかりと露出し、宿泊者にこのハイブリッド木造の魅力を直接体験させています。

また、開放感を持たせた天井高は約3.3メートル。これは、製材型枠を現して天井として利用することで実現しました。これにより、心地よい木空間が広がり、宿泊者はリラックスしながらもアートに触れることができる空間となっています。

街の文化とつながるホテル



「キャプション by Hyatt」は、ただの宿泊施設に止まらず、地域の文化と人々をつなぐ役割を果たしています。日本橋兜町に位置するこのホテルは、金融街としての歴史に根ざしながら、新しいカルチャーを取り入れたセレクトサービスホテルです。東京メトロ茅場町駅から1分、日本橋駅からも2分という好立地にあります。

全195室の客室は、機能性と遊び心を兼ね備え、アートを通じて兜町の魅力を引き立てています。まるで街のリビングルームのように、宿泊者と地元の人々が自然に交わる空間を目指しており、ホテルの中心には「Talk Shop(トークショップ)」というソーシャルハブが設けられています。ここでは、多様な人々が集まり、イベントに参加したり、ケータリングされたバーガーやクラフトビールを楽しむことができます。

ウッドデザインの重要性



ウッドデザイン賞は、木材の利活用が重要視される中、木を使ったデザインを通じて社会課題の解決を目指す活動を評価する制度です。SDGsやカーボンニュートラルの取り組みが求められる現代において、木の活用は再評価されています。「キャプション by Hyatt」は、その流れを受け、持続可能な社会の実現に貢献すべく、様々な取り組みを行っています。

今後の展開



2025年の開業を前に、キャプション by Hyatt 兜町 東京は、地域に根ざした魅力ある街づくりの一翼を担うことが期待されています。建物の外観や内装には職人の技が光り、訪れる人々に新しい価値を提供しています。これからも地域との共生を重視し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していく方針です。ぜひ、兜町の新たな文化の発信地として注目してください。


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