エプキンリの新承認
2026-09-16 14:56:53

アッヴィのエプキンリ、難治性リンパ腫に新たな治療選択肢を提供

アッヴィの新たな一歩:エプキンリによる治療の革新



アッヴィ合同会社は、革新的な抗悪性腫瘍薬であるエプキンリ(一般名:エプコリタマブ)の製造販売承認の一部変更を受け、この薬剤が再発または難治性の濾胞性リンパ腫(FL)へのリツキシマブとレナリドミド(R2)との併用療法としての新しい治療オプションを提供できることを発表しました。

濾胞性リンパ腫(FL)とは


濾胞性リンパ腫は、非ホジキンリンパ腫の一部であり、日本国内における患者数は推定19,000人とされています。一般的に再発が多く、既存の治療法では奏効率(治療が成功する確率)が低下する傾向があります。再発や難治性のFLに対しては、標準的な治療法が確立されておらず新しいアプローチが強く求められています。

エプキンリとR2の併用療法の利点


この新たな治療法の承認は、全身療法を1回以上受けたFLの患者に対し、化学療法を行わずに固定期間中にエプキンリとR2を投与する方法です。日本を含む国際共同第3相臨床試験で得られたデータを基に、併用療法の有効性と安全性が確認されました。

臨床試験の結果


EPCORE FL-1試験では、488例の再発または難治性FL患者を対象に、エプキンリとR2の併用療法はR2単独療法と比較して、病勢進行または死亡のリスクを79%減少させました(p<0.0001)。無増悪生存期間(PFS)においても、エプキンリとR2の併用療法は優れた効果を示しました。さらに、併用療法を受けた患者の95.7%が治療に反応を示しました。

アッヴィの期待


アッヴィの社長、ティアゴ・カンポス・ロドリゲス氏は、「この承認は、日本の患者に新たな治療の選択肢を提供する非常に重要な一歩です」と述べました。FLの患者において、受けられる治療の選択肢が広がることで、医療従事者や患者家族にとっても大きな意味を持つと考えられています。

今後の展望


今後、エプキンリとR2の併用療法は、さらなる臨床試験や研究を経て、より多くの患者にとっての治療選択肢となることが期待されています。アッヴィとジェンマブ社は、がん治療の革新を進めながら、難治性のがん患者に対するサポートを続けていく意向です。

この新たな治療法を通じて、日本のがん医療の向上に貢献できるよう、両社は引き続き努力していくでしょう。エプキンリは、今後も多くの患者に希望を提供する重要な薬剤であり続けることが期待されます。

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