Z世代と企業が対話する新しい空間創出プロジェクト始動
株式会社Hands UP(本社:東京都中央区、代表取締役:難波 遥)と株式会社Advaley(本社:東京都港区、代表取締役:柴山絋輔)が、Z世代と企業との相互理解を深めるための新たなパートナーシップを結成しました。両社は共同で「Z世代と共創するバーチャル企業空間」を構築するプロジェクトを進め、企業の採用活動における課題を解決すると共に、Z世代が求める職場環境の魅力を可視化します。
プロジェクトの背景と課題
昨今、多くの企業がZ世代に対するアプローチに苦戦しています。採用活動においては、価値観の多様性に応える必要がある一方で、入社後のミスマッチによって「思っていた企業と違った」という声が増えています。このような声は特に、Z世代が重視する「企業の価値観」や「社会貢献性」が効果的に伝えられていないことに起因しています。企業が制作する採用資料が企業視点に偏っていることも、学生の共感を得られない原因とされています。
Hands UPとAdvaleyの連携
株式会社Hands UP
Hands UPは「個の幸せと可能性を最大化する」ことを掲げ、Z世代をターゲットにした新規事業開発やマーケティング支援を行っています。大手企業や自治体との取引実績を持ち、300名以上のZ世代クリエイターとのネットワークを有しています。また、AI人財育成を通じて、地球課題に対応できる人材育成にも力を入れています。
株式会社Advaley
Advaleyは、バーチャルツアーや3D空間の構築に特化しており、1,500以上の制作実績を誇ります。撮影だけでなく、クライアントのニーズに合った活用方法を提案し、Matterport等の最新技術を使った高品質なバーチャル空間を構築しています。
両社の連携は、Hands UPが持つZ世代への洞察力とAdvaleyの空間構築技術を融合することで、採用のミスマッチを解消する具体的なソリューションを提供することを目指しています。Z世代の感性を取り入れた企業文化の表現によって、より魅力的な企業イメージを構築します。
制作とサービス内容
本プロジェクトでは、以下のサービスを展開します:
1.
企業文化の可視化コンサルティング
- Z世代視点での企業魅力の言語化
- 社員インタビューを通じた本音の抽出
- 社会貢献活動の効果的表現方法の提案
2.
Z世代マーケティングチームによるコンテンツ設計
- Z世代クリエイターによる企業紹介コンテンツの企画
- ターゲットに響くストーリーを構築
3.
バーチャル企業空間の構築
- オフィス環境を再現したバーチャルツアーの制作
- インタラクティブ要素の追加
4.
採用活動への実装と効果測定
- SNSとの連携による情報発信
- 応募者の反応データ分析と改善提案
具体的な制作イメージ
例えば、株式会社freemovaのバーチャルオフィスツアーでは、社内カルチャーや若手社員の働き方を体験できるコンテンツを導入しています。また、訪問看護会社である株式会社ミコムでは、バーチャル職場見学を通して、従業員の人柄や会社の雰囲気が自宅から確認でき、入社後のギャップを減少させています。
今後の展開と期待する効果
本プロジェクトの展望として、バーチャル企業空間の構築にとどまらず、Z世代向けのマーケティング支援やイベント企画も視野に入れています。これにより、企業の社会的価値を向上させ、効果的な若年層とのコミュニケーションを促進します。
さらに、企業文化の「見える化」により入社前後のギャップを解消し、Z世代の価値観にふさわしい採用メッセージを発信できると期待されています。
両社代表からのコメント
Hands UP出の難波遥氏
「私たちは人々の可能性を最大化することを目指して活動しています。このプロジェクトを通じてZ世代の本音と企業の魅力を結びつける架け橋になりたいと考えています。」
Advaleyの柴山紘輔氏
「360度バーチャルツアーの技術が多くの施設で使用される中、Hands UPとの連携によりZ世代の感性を反映した新しい形の企業紹介が実現できることを楽しみにしています。」