JTBとアソビシステムが「アソビJTB」を設立
2023年の夏、株式会社JTBとアソビシステム株式会社は合弁会社「アソビJTB」を設立しました。この新会社は、日本のポップカルチャー、特に“KAWAII”カルチャーを地域資源と組み合わせ、訪日外国人旅行者に向けた新しい体験を提供します。アソビJTBは、観光事業の新たな可能性を開くと同時に、地域の魅力を再発見する場を提供します。
設立の背景
JTBとアソビシステムは、2024年2月に戦略的パートナーシップを結び、その後、さまざまな事業の共同開発を検討してきました。近年の日本観光市場は急速な回復を見せる一方で、訪問地の偏りや地域資源の活用不足、観光人材の不足などの構造的課題が顕在化しています。これに対し、JTBはただの「量」から「質」にシフトし、地域の担い手と来訪者が共に価値を享受できる新しい観光モデルを提唱しています。
JTBの豊富な地域ネットワークと観光データの活用に加え、アソビシステムのクリエイティブな力を融合させることで、地域の観光価値をアップデートし、訪日外国人にとって魅力的な体験を創造します。
新会社の特長
増田セバスチャン氏がCKOに
アソビJTBのアイデンティティを強化するため、増田セバスチャン氏がChief Kawaii Officer(CKO)に就任します。彼は90年代から原宿で活動してきたアーティストであり、KAWAII文化を世界に広めてきた第一人者です。増田氏の思想と世界観は、アソビJTBの理念に深く根付くことでしょう。
3つの事業軸
アソビJTBの事業は主に以下の3つの柱に分かれています:
1.
飲食事業 × KAWAII
KAWAII MONSTER CAFEの再展開や、新たな飲食ビジネスの開発を手掛け、独自のKAWAII体験を提供します。
2.
地域祭事 × KAWAII
全国各地でKAWAIIマーケット(仮称)の巡回型イベントを実施し、地元住民と観光客が一緒に楽しめる新しい交流の場を創出します。
3.
コレクティブインパクト事業
多様なパートナーと協力し、地域文化の再構築や新しい体験価値を創出します。
共有する価値
アソビJTBの強みは、JTBの観光ネットワークや訪日外国人向け行動データと、アソビシステムのクリエイティブなソリューションを结合することです。このコンビネーションによって、新しい日本の魅力を世界に発信し続けます。
代表インタビュー
JTBの山北栄二郎氏は、「日本が世界から選ばれ続けるために、地域の魅力を新たな体験として再構築していきたい」と述べています。アソビシステムの中川悠介氏も、「KAWAIIの熱量を地域の未来に活かしたい」というビジョンを持ち、共に新しい日本の魅力を発信していくことを約束しました。
おわりに
アソビJTBは訪日外国人に新しい価値を提供するため、多角的なアプローチを通じて観光事業の未来を切り拓いていきます。地域住民と観光客の架け橋となるこのプロジェクトに、多くの期待が寄せられています。これからの展開に目が離せません。
詳しい情報については、公式サイトをチェックしてください。