『おてつたび』が第5回日本サービス大賞で優秀賞を受賞!
お手伝いと旅を結びつけたユニークな人材マッチングサービス『おてつたび』を運営する株式会社おてつたび(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:永岡里菜)が、2025年12月10日にザ・プリンス パークタワー東京で行われた第5回「日本サービス大賞」の表彰式において、優秀賞を受賞しました。このアワードは、全国から768件のサービスが応募され、優れたサービス45件に対して、内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞、各カテゴリーごとの優秀賞が授与されました。
日本サービス大賞とは
このアワードは、日本のサービス産業の重要性を認識し、革新的な価値を提供するサービスを表彰する制度です。日本のGDPと雇用の約7割を占めるサービス産業において、きらりと光るアイデアや実行力を持つ企業が称賛されます。その他の優秀賞には、地域に密着した新しいサービスや、顧客満足度の向上に寄与したサービスが多く含まれています。
受賞理由
『おてつたび』は、「お手伝い×旅」を通じて地域課題を解決する革新性が高く評価された理由として、以下の3ポイントが挙げられています。
1.
地域課題解決への新たなアプローチ
都市部や観光地に比べて注目されにくい地域に、「地域貢献に意欲的な人々」を集めることで、人手不足を解消しつつ地域の交流を深めるモデルを構築しています。
2.
自治体・業界団体とのコラボレーション
地域事業者との連携により、受入先を増やし参加者同士の交流を促進。また、鉄道会社や大学との協力により観光人材の育成も進めています。
3.
地域活性化のための新たな流れ
「お手伝い×旅」という新しい視点で、全国から観光者が地域を訪れ、関係人口が自然に増加する仕組みを作り出しています。
代表取締役CEO 永岡里菜の受賞コメント
受賞後、永岡氏は「私たちは地域が抱える人手不足の問題を、新たな旅の目的と捉えています。過疎地域の未来を形作るために、地域に人を呼び寄せる流れを一層絡ませていきたい」と語りました。この意気込みが、地域活性化に向けた大きな一歩を踏み出す力となっています。
おてつたびの仕組み
『おてつたび』は、地域事業者が抱える人手不足の解消を助けつつ、旅行者には経済的な負担を軽減する新しい旅行スタイルを提供します。旅行者は現地の交通費を自己負担することになりますが、働きながら報酬を得ることで、旅の負担を軽減できます。また、地域の文化や生活に触れることで、より豊かな体験が得られます。地域事業者にとっては、全国からの働き手を獲得し、観光を通じて地域経済の活性化にも寄与することができるのです。
登録者数と利用者層の拡大
2025年12月4日の時点で、『おてつたび』の登録者数は90,000人を突破しました。特に、50代以上の利用者が増加しており、早期退職後や子育て後の人々が、地方での新しいライフスタイルを模索する動きが広がっています。
人手不足に悩む地域事業者を募集中
『おてつたび』は、地域課題の解決を目指す事業者を随時募集しています。現在は2,200件を超える地域事業者が登録しており、宿泊業だけでなく、農業や飲食業、観光業など多様な分野に広がりを見せています。利用を希望される事業者様は、公式サイトより詳細を確認してみてください。
これからも『おてつたび』の動向から目が離せません。地域と人々をつなぐ新しいサービスは、未来の地方創生の一翼を担うことでしょう。