株式会社YTGATEが約3億円の資金調達を遂行
株式会社YTGATE(東京都中央区、代表取締役:高橋祐太郎)は、創業から2年目にして、りそな銀行、北國銀行、あおぞら銀行、東日本銀行、日本政策金融公庫の5行から総額約3億円の資金調達を実施しました。このデットファイナンスの成功は、同社の成長性や事業モデルの評価によるものであり、今後の事業基盤強化に向けた重要なステップとして位置づけられています。
資金調達の背景と目的
今回の資金調達は、YTGATEが創業以来、外部エクイティに依存することなく、資本効率を最優先し、キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)を厳格に管理している結果です。持続的な成長を実現するため、金融機関からの評価をここで得たことは、今後の飛躍に向けた大きな自信と支援を意味しています。
調達した資金は、既存サービスの機能強化、マーケティング体制の拡充、さらに優秀な人材の採用に重点的に投資される予定です。これにより、YTGATEは企業の決済課題を一層効率的に解決できる体制を整備していく考えです。
YTGATEの事業内容
YTGATEは、「決済を最適化し、世界をつなぐ」をミッションに掲げ、企業の決済に関する複雑で多層的な課題に対して、テクノロジーとコンサルティングを組み合わせたアプローチで解決しています。特に注力しているのは、以下の3つの事業分野です。
1. 決済関連コンサルティング
国内外の企業に向けて、最適な決済手段の選定や導入支援、全体的な決済プロセスの改善を行っています。EC、D2C事業者、グローバルブランドなど、多岐にわたる業界に対応する実績があります。
2. 決済承認率改善支援
オンライン決済では、クレジットカードの承認が通らないことが売上損失に直結します。YTGATEは、承認率を可視化・分析し、業種ごとに最適な改善策を提案・実施します。具体的には、承認率の低下要因をデータ分析により明らかにし、カード発行会社との協議を通じてルールの最適化を支援します。
3. YTGuard(SaaS)事業
YTGuardは、Webサイトに簡単に導入できる決済最適化のSaaSプロダクトです。スタートアップから大企業まで幅広い利用が可能で、限られた開発リソースの中でも短期間で運用できるため、多くの企業に支持されています。
主な機能としては、リアルタイムモニタリング、購入途中のリカバリー施策提案、可視化・レポート出力などがあります。
今後の展望
YTGATEは、健全な財務基盤を保ちつつも持続的な成長を追求し、ステークホルダーに対する企業価値の最大化を目指します。今後、より多くの企業の決済課題を解決するための準備を整え、決済分野の専門家としての地位を強化していくと発表しています。
お問い合わせ
サービスに関する問い合わせや取材については、株式会社YTGATEの公式サイトを通じて受け付けております。また、具体的な情報は公式Xで随時更新しています。