日本初!障害者のためのリアルジョブトレーニングステーション『GOOD THE GOOD』
9月1日、東京都三鷹市に株式会社スタートラインが運営する『GOOD THE GOOD』が新たにオープンしました。このカフェは、障害者の就業支援モデルとして、海外での成功事例を基に、精神面や収入面での自立を目指すものです。特に、イスラエルのShekulotov Groupが開発した「統合型ユニットモデル(IUM)」を導入し、実践的な職業訓練を行います。
障害者就業支援の背景
近年、日本では精神障害者を含む障害者の数が増加しており、約50万人が就労系障害福祉サービスを利用しています。その中でも、就労支援B型に通う方々のうち企業就労へ移行するのは僅か15%以下です。この現状を打破するために、障害者がのびのびと働ける環境を整えることが急務となっています。
スタートラインは、障害者が企業で働く機会を増やすために、Shekulotov Groupとの協力を通じて先進的な支援モデルを導入することを決定しました。彼らの実績はすでに国連の賞を受賞しており、注目の集まる取り組みです。
『GOOD THE GOOD』の魅力
『GOOD THE GOOD』では、カフェで実際に業務をしながらトレーニングを受けることができます。これにより、実践的なスキルの獲得だけでなく、自己判断力や自発性も養うことができます。利用者一人ひとりに合わせたプランを作成し、目標達成に向けた段階的なサポートを提供します。
1.
個別プランの作成
利用者の希望や得意なことを丁寧にヒアリングし、一人ひとりにあった支援計画を一緒に策定します。アイデアは、「一人で暮らしながら趣味を楽しむ時間とお金を得たい」といった具体的な目標からスタートします。
2.
リアルジョブトレーニング
実務を通じて就労に必要なスキルを身につけることが可能で、カフェの接客や調理、清掃、レジ操作などを学びます。このリアルな環境での経験が、一般就労を目指すための自信の源となります。
3.
認知スキル支援
障害者の精神的な側面に加えて、認知機能にも着目した支援を行っています。科学的根拠に基づいた手法を取り入れ、より実践的な職業リハビリテーションを目指します。
未来への一歩
『GOOD THE GOOD』が誕生することで、障害者が自ら働き、自立した生活を送るための一助となることを願っています。仕事を通じて得られる給与は、未来の夢や目標を実現するために欠かせない要素です。また、社会との関わりを持つことで、精神的な成長にも繋がります。
【基本情報】
- - オープン日: 2025年9月1日(月)
- - 所在地: 〒330-0835 埼玉県さいたま市大宮区北袋町2-424 コーフク本社ビル1F
- - アクセス: JR各線 さいたま新都心駅 または 与野駅から徒歩15分
『GOOD THE GOOD』は、利用者の皆さんを募集しています。事前に体験会も行っており、興味のある方はぜひお問い合わせください。
ご興味がある方は、ぜひInstagramをフォローして最新情報をチェックしてください。