70号室の住人ライブ
2026-08-14 12:44:16

熱気と共鳴が交差するライブ『70号室の住人LIVE!!!!!! THE GARAGE』レポート

笑いと音楽の融合!『70号室の住人LIVE!!!!!! THE GARAGE』レポート



2026年7月30日、渋谷のSpotify O-WESTで開催された『70号室の住人LIVE!!!!!! THE GARAGE』は、熱気冷めやらぬライブイベントとして話題になりました。MCの遠山大輔が進行を務める本イベントは、音楽トーク番組『70号室の住人』から生まれた新たなライブシリーズです。

この日の出演者には、サニーデイ・サービス、ハシリコミーズ、エルスウェア紀行、スーパー登山部という今注目の若手アーティストたちが名を連ねていました。特に「2026年度は若手アーティストにフォーカスした新シリーズ」というテーマのもと、各アーティストが自己の音楽を表現し合い、観客との心の交流を図るという独自のスタイルが感じられました。

イベント前のオープニング



開演前には、過去の『70号室の住人』のダイジェスト映像が流れ、遠山さん自身がこれまでの思い出を振り返る時間が設けられました。これには羊文学やキタニタツヤといった名だたるアーティストらが出演した回の映像が含まれ、会場は一気に懐かしさに包まれました。

若手アーティストたちのステージ



トップを飾ったのは、ハシリコミーズ。彼らは「たまには下と比べましょう」「占い」「Maybe!!!」など、テンポの良い楽曲を披露し、観客の心をつかみました。特にアタルのギターが響く中、「一日数秒の良いシーン」の演奏で、当日は10年前にこの同じステージでの思い出も語り、感慨深い瞬間となりました。

続いて登場したエルスウェア紀行は、彼らの特徴的な音楽スタイルである「遠景奏」を引っさげ、緊張感満載のパフォーマンスでオーディエンスを魅了しました。その歌声は他に類を見ない独自性があり、「見たいのはマグマの中でハイタッチする景色だ」というリリックには心を打たれました。

その後、スーパー登山部が舞台に上がり、「ハイライト」「樹海」といった楽曲で盛り上がりを見せました。彼らは、ただ音楽を提供するだけでなく、観客とのインタラクションを重視しており、会場の一体感を生んでいました。特に、私物を会場内に隠すというユニークな企画が人気を呼び、その発表の際には会場が熱気に包まれました。

サニーデイ・サービスの圧巻ライブ



そして、イベントのフィナーレにはサニーデイ・サービスが登場。彼らが演奏した「青空であること」、「青春狂走曲」などの名曲は、今のサニーデイの音楽が持つ新たなアプローチを感じさせ、全ての観客に深い感動を与えました。特に「セツナ」でのインプロビゼーションは、まさに彼らのライブの醍醐味とも言える部分で、観客は静かに音楽に酔いしれました。

大団円のエンディング



最後には全出演者と観客が一緒に、新たなテーマソングを歌うというコーナーも設けられ、笑顔と感動に包まれた空間が広がりました。参加者たちによる「台本のない場所へ行こう」という曲は、観客にとっても特別な意味を持つものであったことでしょう。

約3時間45分にわたるこのイベントは、各アーティストが持つ熱意や魅力が際立ち、観客一人一人に深い印象を残すものとなりました。遠山大輔が作り出したこの新たな空間は、今後の音楽シーンにおいても重要な役割を果たすに違いありません。

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取材・文:兵庫慎司
撮影:カタダ ショウヘイ(シブヤテレビジョン)


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