東京都済生会中央病院で心温まるクリスマスマーケットとソーシャルファーム展を開催

温かみあふれるクリスマスマーケットとソーシャルファーム展

東京都港区に位置する済生会中央病院の2階にて、12月15日から24日まで、「ソーシャルファームでDIYの仕事をつくる展」と「クリスマスマーケット」が同時開催されます。このイベントは、ソーシャルファームの取り組みを広く知ってもらうとともに、心温まるアートプロダクトを楽しむことができる貴重な機会です。

ソーシャルファームとは？

ソーシャルファームとは、様々な理由で就職が難しい方々が仕事に取り組むことができる企業のことを指します。病院という特別な場所で、このような取り組みが行われる意義は大きく、障がいのある方や他に困難を抱える方々と地域社会との架け橋となる役割を果たしています。

展示内容

「びょういんの2階」では、国内外のさまざまなソーシャルファームの実践事例や、彼らの創造性を活かしたものづくりのプロセスを見ることができます。交流を通じて、社会的健康や共生の重要性を感じていただけるでしょう。さらに、アートなプロダクトが並ぶクリスマスマーケットでは、オリジナルの雑貨やアクセサリー、布小物など、あなた自身へのご褒美や大切な人へのプレゼントにぴったりなアイテムが購入できます。

参加団体と協力者たち

本イベントには、Good Job!センター香芝や埼玉福興株式会社、LABORATORIO ZANZARAなど、多くの団体が参加しています。彼らは社会的に弱い立場にいる方々と共に活動し、新たなビジネスモデルやアート作品を生み出すために協力しています。一つ一つのプロダクトには、そんな思いが込められています。

ワークショップや特別企画

さらに、精力的なワークショップも予定されています。シルクスクリーンプリントや、色とりどりのタックカードを使った装飾、ロボットを使った新しい医療コミュニケーション体験などを通じて、参加者はアートやソーシャルファームへの理解を深めることができます。特に、「自分があげてもらってうれしいプレゼント大交換会」では、誰でも自由に参加でき、自分の好きなプレゼントを持ち寄ることで交流が生まれます。

交流する場所の重要性

済生会中央病院は「社会的健康」を目指し、ただ病気を治すだけではなく、地域とのつながりを重視したいという願いがあります。この展示会は、その一環として、誰もが健康的であり、共に生きる社会を作り上げていくための場所になります。地域住民、企業、福祉団体が集まり、お互いの理解を深め、新しい価値を見出すきっかけとなるでしょう。