学生たちの成長を見届ける一大イベント
千葉県の青葉の森公園芸術文化ホールで、2025年12月5日(金)・6日(土)の二日間にわたり、総合学園ヒューマンアカデミー千葉校の卒業公演および卒業制作展示が開催されます。このイベントでは、演劇、マンガイラスト、アニメーションを学んできた1期生の集大成を披露します。
今回の卒業公演「銀河鉄道を追いかけて」は、宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』をベースに、脚本家・坂口理子氏が新たに書き下ろしたオリジナル脚本で舞台化されています。この作品は、学生たちが卒業という人生の大きな節目を迎え、「生」と「死」をテーマにしながら、自らの夢に向かう姿を描いています。公演は無料で楽しめるほか、事前の申込みが必要です。
地域文化の振興と学生たちの成長
この卒業公演は、公益財団法人千葉県文化振興財団との合同開催のもと、地域文化の活性化とクリエイター育成を目指しています。ヒューマンアカデミー千葉校は、数年前から地域の舞台に出演し、昨年よりこのような合同イベントが実現しました。互いの理念が響き合い、地域に貢献しつつ教育の場を広げるこの取り組みは、今後も続けられることでしょう。
卒業制作展示『resonate』
同じく12月5日と6日には、卒業制作展示も行われます。「共鳴(resonate)」をテーマにしたこの展示では、イラスト専攻の学生たちが過去2年間の学びを生かしたキャラクターデザインやアニメーション作品を発表します。見る人の心に響くような、力強いメッセージが込められた作品が並ぶ予定です。
体験型ワークショップも開催
さらに、当イベントでは地域貢献の一環として、人気アーティストによるワークショップも行われます。これには、元ディズニーキャストによるダンスレッスンや、現役の漫画家によるイラスト技法の講座が含まれています。参加は無料で、進学を考えている方だけでなく、興味のある高校生や社会人にも開放されています。
今後の展望
千葉校は2026年4月から、新たにパフォーミングアーツ、マンガ・イラストに加え、動画クリエイター、e-Sports、ダンス、ミュージックの4つのカレッジを開講予定です。このような新たな展開により、さらに多様な学びの場を提供できる体制が整いつつあります。
最後に
地域社会や文化に貢献しながら成長を続けるヒューマンアカデミー千葉校。その学生たちの努力と情熱を感じる卒業公演と制作展示。ぜひこの機会に足を運んで、未来のクリエイターたちの姿を見届けてください。