持続可能な未来の挑戦
2025-06-03 13:44:24

持続可能性に挑むスタートアップを支援する「100+ Accelerator」第7期募集開始

持続可能性に挑むスタートアップを支援する「100+ Accelerator」第7期募集開始



2025年6月2日から7月11日までの間、スタートアップ支援プログラム「100+ Accelerator」が第7期の募集を開始します。このプログラムの目的は、世界が直面する持続可能性の課題に取り組むスタートアップを見つけ、支援することです。特にザ コカ・コーラ カンパニーがパートナー企業として参加しており、持続可能な未来を共に築く意欲的な企業の応募を歓迎しています。

「100+ Accelerator」は、強力なパートナーシップとイノベーションが持続可能な未来を形成する上で不可欠であるという理念のもとに活動しています。2018年のプログラム開始以来、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の推進に貢献しており、影響力のあるスケーラブルなソリューションを開発するスタートアップ企業の成長を加速させることに取り組んでいます。

今期は新たにモンデリーズ・インターナショナルが加わることで、100+ Acceleratorはさらにグローバルな展開を進めています。この取り組みにより、参加企業のサプライチェーンを活用した実社会での協業が促進され、持続可能な未来に向けた構造的な変革を目指します。これまでに、40ヶ国から190社以上のスタートアップが参加し、パイロットプロジェクトや協業を通じて成功を収めてきました。

第7期スタートアップ募集の概要



今年度の参加スタートアップは以下の7つの重点分野での課題解決に挑戦することが求められます。

1. 水資源管理
2. サーキュラーエコノミー
3. 持続可能な農業
4. 気候変動対策
5. 包摂的成長
6. 生物多様性
7. 健康とウェルネス

応募期間は2025年6月2日から7月11日(米国東部標準時間)です。参加を希望される方は、公式サイトの応募ページをご覧ください。

選定されたスタートアップ企業には、パイロットプロジェクトの実施に対して最大で10万ドルの資金提供が行われるほか、トレーニングやメンターシップ、実践的なサポートも受けられます。プログラムの詳細については、こちらのWEBサイトをご確認ください。

昨年の活動報告



前回の第6期では、世界各国から数多くの企業が応募し、その中から40社以上の革新企業が選ばれました。その中に、株式会社TOWINGが選出され、日本企業としては初めてとなりました。同社は名古屋大学発のスタートアップで、特に注目されているのが高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」の製造とその関連サービスです。この取り組みは、農研機構などの研究機関が開発した技術と独自の技術を掛け合わせ、持続可能な農業の実現に向けた重要な一歩となっています。

100+ Acceleratorは、企業の力を結集して持続可能な未来を目指す革新の場として、今期も多くの力強い応募を期待しています。持続可能性に向けた一歩を踏み出したいスタートアップは、ぜひ応募を検討してください。


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