千葉市で初の金融機関運営「DX学校」幕張校が開校！

千葉市で新たな学びの場「DX学校」幕張校

2025年2月3日、千葉市幕張に新たな教育機関が誕生しました。それが、初の金融機関グループが運営する「DX学校千葉市幕張校」です。この学校は、中小企業に特化したDX（デジタル・トランスフォーメーション）推進のための支援を行うことを目的としています。その運営主体となるのは、ちばぎんコンピューターサービス株式会社で、金融業界の専門知識を活かし、地域の企業の成長をサポートします。

「DX学校」とは？

「DX学校」は、株式会社ディグナが運営する中小企業向けの人材育成機関です。2021年にスタートし、全国約100校を展開してきました。主に中小企業のIT導入担当者の育成を目指す、以下の3つの事業を展開しています。
1. 人材育成事業：中小企業の社内IT担当者を育てます。
2. IT導入支援：中小企業がITを導入するための支援を行います。
3. ITコンサルティング：企業のニーズに応じたコンサルティングを提供します。

特筆すべきは、ITに詳しくない企業でも理解できるよう、カタカナや専門用語を使わない指導方針です。このため、多くの企業が「DX学校」を選ぶ理由の一つでもあります。

ちばぎんコンピューターサービスについて

ちばぎんコンピューターサービスは、千葉県を拠点とする総合情報サービス企業で、40年以上の実績があります。地域の民間企業や公共団体にシステムやサービスを提供し、千葉銀行および各グループ企業との連携を強みにしています。今回、DX学校を開校することで、中小企業に対するIT導入支援やコンサルティングを強化し、地域全体のデジタル化を加速することを目指しています。

金融機関が運営する意味

現在、ITの導入やDX推進は全国の企業にとって重要なテーマです。特に中小企業は、IT導入のリソース不足に悩んでいる場合が多く、金融機関が教育を通じて支援することは極めて意義深いといえます。ちばぎんコンピューターサービスは、地域の取引先を支えるため、DX学校を選択し、IT導入士®（初級）講座などの研修を行います。

地域密着の取り組み

「DX学校千葉市幕張校」は、地域密着型の学びを重視しています。受講者が自分のペースで学べるようオンライン講義を取り入れており、受講者に寄り添った支援が受けられます。このような取り組みは、特に中小企業にとっては非常に魅力的です。

さらに、ちばぎんコンピューターサービスは、金融機関のネットワークを活かし、資金調達や助成金の相談にも応じることで、より多角的なサポートを提供します。

代表者のコメント

ちばぎんコンピューターサービスの宮城社長は、「銀行や商工会議所のネットワークを活用し、中小企業のDX教育を広めていきたい」と語り、地域企業に向けたデジタル化の支援を行う意気込みを示しています。また、株式会社ディグナの梅崎社長も、「小さな成功体験を積むことで、企業の生産性向上や新たなビジネスチャンスの発掘につながることを期待しています」と述べています。