YouTubeが4度目の首位
2025-03-21 08:31:18

YouTubeが4度目の首位!「ブランド・ジャパン2025」発表の全貌

『ブランド・ジャパン2025』調査の概要


株式会社日経BPコンサルティングが発表した『ブランド・ジャパン2025』の調査結果によると、消費者が選ぶ強いブランドの中で、YouTubeが総合力ランキングで4度目の首位に輝きました。これは、3年ぶりの快挙です。調査は2024年11月に行われ、6万2千人の一般消費者が参加しました。

1位のYouTubeの実力


YouTubeは89.1ptという高スコアを取得し、利便性や革新性に対する評価が特に高かったことが評価に繋がりました。具体的には、YouTubeのコンビニエント、イノベーティブという二つの指標で、それぞれ4位と5位にランクインしています。ユーザーが使いやすく、革新的なサービスを提供し続けることが、そのブランド力を支える要素となっています。

今では、月間のユーザー数が7300万人を超え、視聴者とクリエイター両者にとって便利なプラットフォームとしての地位を確立しています。特に、Creepy Nutsの楽曲や猫ミームの人気動画は数億回の再生を記録しており、YouTubeは今や国民的なメディアの一つとなっています。

トップ5の顔ぶれ


ランキングの2位にはGoogleが86.0ptで入り、続いてローソン、無印良品、ユニクロがそれぞれ3位から5位に名を連ねています。ローソンは特に注目される存在で、購買意欲を高める施策やSNS戦略が功を奏し、昨年度の40位から3位まで上昇しました。無印良品とユニクロは、エシカルな価値観や高品質な商品力が評価されており、消費者の心を掴んでいます。

ブランドの上昇傾向


上昇ランキングで見ると、ローソンが13.4pt上昇し、Netflixや生茶も大きな成長を遂げています。これも、物価高や可処分所得の減少といった経済的背景の中で、一部のブランドがエンタメ要素を取り入れたコミュニケーション戦略で消費者の関心を引き続けた結果といえるでしょう。実際、物価が上昇し、節約志向が当たり前となっている中で、「お得感」と「楽しさ」を両立させる戦略は、あらゆるブランドにとって今後の成功に寄与するでしょう。

ブランド価値の要素


調査で評価されるブランド価値の「総合力」は、親近性、利便性、卓越性、革新性という4つの指標から算出されています。これらの指標が示すように、ブランドがどれほど消費者に近い存在であり、革新性を持っているかが、選ばれるための大きな要素だと言えるでしょう。

「ブランド・ジャパン」は2001年に始まり、名実ともに日本最大のブランド評価調査となりました。これからも変化し続ける消費者のニーズに敏感に反応し、進化するブランドたちの動向から目が離せません。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 調査 YouTube ブランド

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。