森本啓太個展「what we told ourselves」の詳細
2026年1月17日(土)から3月7日(土)まで、東京・天王洲のKOTARO NUKAGAにて、現代アーティスト森本啓太の個展「what we told ourselves」が開催されます。展示されるのは、日常の一瞬を捉えた新作の大型ペインティングやインスタレーションなど、森本の独自の視点で描かれたアート作品の数々です。
森本啓太は、街の生活を描く際に、光の対比を駆使して特別な物語に昇華させることで知られています。これまでに金沢21世紀美術館やコペンハーゲンのKunsthal nでの個展を経て、彼の作品は国際的に評価され続けています。個展のオープニングレセプションは1月17日(土)16:00から18:00まで行われ、森本自身が在廊予定です。
展示内容と見どころ
本展では、森本が新作として制作した大型ペインティングを含む約15点の作品が展示されます。中でも特に注目されるのは、「Where we once stood」という作品です。この作品は、バロック絵画や20世紀のアメリカン・リアリズムを参考にし、日常のさりげない光景をドラマティックに表現しています。来場者は、光と影を巧みに使った描写を通じて、普段見逃しがちな瞬間に気づくことができるでしょう。
また、森本は今回初めてインスタレーションにも挑戦しています。「Fragmented Night」という作品では、暗い空間にぽつりと灯る自動販売機とそこに佇む人物を描き出し、森本の描く世界が現実のものとなる独自の体験を提供します。このように、ペインティングとインスタレーションが融合した展示空間で、来場者は新たな感覚を味わえることでしょう。
さらに、この個展は東京での約2年ぶりとなる大規模な展示となり、前回の展示で描かれた親密な空気感から、今回は再び街の景色へと視点を移し、社会の複雑さを映し出す作品が増加しています。この機会に、森本の進化したアートに触れるチャンスをお見逃しなく。
コラボレーショングッズの販売
また、展示会場ではユナイテッドアローズ社とのコラボレーショングッズの販売もあります。キャップやトートバッグ、折り畳み傘など、アートがデザインされたアイテムはファッション好きにも魅力的です。特に、公衆電話をモチーフにしたプリントワッペンが付いたキャップや、作品を切り抜いたトートバッグなど、ユニークな商品がラインナップされています。
アートの可能性を再確認する機会
最後に、森本啓太のアートを通じて、私たちの日常に潜む美しさや、新たな視点を再発見してみませんか?展覧会を訪れ、その場で感じるインスピレーションを得ることで、まるで新しい物語に出会うような体験ができることでしょう。ぜひこの機会をお楽しみください。
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会期: 2026年1月17日(土)– 3月7日(土)
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開廊時間: 火曜から土曜 11:30 – 18:00、日月祝は休廊
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オープニングレセプション: 1月17日(土)16:00 – 18:00
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会場: KOTARO NUKAGA(天王洲)
〒140-0002 東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA Art Complex II 1F
森本啓太の展覧会「what we told ourselves」。この機会にぜひ足を運び、彼のアートの魅力を体感してください。