ESD教育の進展
2025-05-23 12:24:24

「持続可能な開発のための教育」に関する研究が日本ESD学会誌で発表

日本ESD学会誌に掲載された重要な研究報告



2024年12月発刊予定の「ESD研究 第7号」で、エイピーピー・ジャパン株式会社(APPジャパン)による共同執筆の研究報告が発表され、多くの注目を集めています。今回の研究は「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development/ESD)」に関するもので、筑波大学附属坂戸高等学校と一般社団法人日本エシカル推進協議会との共同作業に基づいています。この重要な報告は、ESDプログラムの実践を通じて生徒たちがどのように成長しているかを示す貴重な情報源となっています。

APPジャパンの取り組み


APPジャパンは、持続可能な社会の構築を目的とし、教育活動に積極的に取り組んでいます。特に、筑波大学附属坂戸高等学校との連携を深め、インドネシアにおけるフィールドワークを実施することで、生徒たちに国際的な視点や実践的な知識を提供しています。この1つの例として、2015年から開始された工場視察や植林地での体験が挙げられます。2019年以降は、日本国内での交流が進み、ESDシンポジウムや出前授業が行われ、生徒たちの関心を育てています。

ESDプログラムの実施


報告書では、APPジャパンのプログラムがどのように高等学校で実施されているか、そして生徒たちが具体的にどのような経験を積んでいるのかが紹介されています。特に、「グローバル企業の社会教育プロジェクトと連携したESDプログラム」と題した内容は、従来の教育の枠を超えた実践的なアプローチで、生徒の意識改革や行動変容を促進しています。このような取り組みを通じて、持続可能な開発に向けた教育が一層深化しています。

日本エシカル推進協議会との連携


一般社団法人日本エシカル推進協議会は、定期的にSDGsに関連する調査を実施し、生徒たちのエシカル意識や行動の変化について研究を行っています。この共同研究の成果が今回の報告書に詳述されており、APPジャパンと教育機関、専門家の連携がどれほど重要であるかが分かります。また、参加した生徒たちの具体的な様子や学びが紹介されていることも、読者にとって大変興味深いポイントです。

APPグループの目指す未来


APPジャパンと、その姉妹会社であるユニバーサル・ペーパー株式会社(UP)は、若い世代との積極的な交流を通じて、持続可能性に対する意識を高める活動を続けています。自身の取り組みを学会誌を通じて広く発信することは、信頼関係を築くための一歩となり、多くの人々にその重要性を伝える貴重な機会でもあります。興味のある方は、ぜひこの報告書に目を通してみてください。

今回の報告が、持続可能な社会を実現するための教育に対する新たな視点を提供し、多くの人々に影響を与えることを願っています。私たちの未来を支える教育活動の重要性は、このような取り組みを通じて一層際立つことでしょう。


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