Vlightupが特許技術で暗号資産業界を牽引
暗号資産の流出事件が続出する中、Vlightup株式会社が発表した新たなウォレット「TRUSTAUTHY」は、ブロックチェーン業界において注目を集めています。2025年4月中旬から提供が開始されるこのウォレットは、日本の衛星測位技術を活用しており、業界の安全性をこれまで以上に高めることを目指しています。
最近の暗号資産流出事件
近年、北朝鮮のハッカー集団「Lazarus」による大規模な暗号資産流出事件が発生し、取引所やウォレットサービスの信頼性が脅かされています。これにより、従来のセキュリティ対策では不十分であることが明らかになりました。そのため、新たな対策が切実に求められています。
TRUSTAUTHYの特徴
「TRUSTAUTHY」は、地理認証(GeoAuth)と多者間分散署名技術(GeoMPC)を組み合わせた革新的なウォレットです。
地理認証(GeoAuth)
この機能により、ウォレットのユーザーは事前設定した安全な場所以外からのアクセスを拒否でき、ハッカーによる不正操作を未然に防ぎます。これは、リモートからのサイバー攻撃に強いという特徴があります。
多者間分散署名技術(GeoMPC)
GeoMPCは複数の独立した署名者が地理的に分散して共同で署名を生成する技術です。これにより、内部からの不正行為や外部からの攻撃があっても高いセキュリティを維持します。これらの技術を組み合わせることで、従来のマルチシグやスマートコントラクトでは防げなかった攻撃に対しても強力な防御が実現されています。
取引所とカストディ間の安全性
「TRUSTAUTHY」は、暗号資産取引所、カストディアン、ウオレットサービス間の資産移動を安全かつ堅牢に行えるパイプラインを提供します。これにより、大規模な流出事件を未然に防ぎ、取引の信頼性を高めることが期待されます。
代表取締役のコメント
Vlightupの代表取締役、皆本祥男氏は次のように述べています。「BybitやGincoの事件は、従来型のセキュリティでは限界があることを示しました。当社の『TRUSTAUTHY』は、国家レベルのサイバー攻撃に対抗できる強力な防御を実現します。」
このように、TRUSTAUTHYは日本の先進的な技術を駆使して、暗号資産業界の安全と信頼性向上に貢献する意義を持っています。
ブロックチェーンEXPO 2025春の出展
また、Vlightup株式会社は、2025年4月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「第6回 ブロックチェーンEXPO【春】」に出展します。この展示会では、TRUSTAUTHYのデモンストレーションや詳細な説明が行われ、来場者が直接体験できる機会が提供されます。日本最大級のブロックチェーン展示会である本イベントは、業界の最新技術やサービスが一堂に集まる貴重な場となります。
会社概要
Vlightupは2022年に設立された企業で、Web3社会における「信頼」のあり方を再定義し、ブロックチェーン技術を基盤とした透明で公正な経済インフラの提供を目指しています。デジタルID発行やスマートコントラクトの信頼性向上を通じて、デジタルとフィジカルの世界を結びつけることに挑戦しています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
お問い合わせ先
Vlightup株式会社広報担当まで、ご興味や質問がありましたらぜひご連絡ください。