小谷嘉一プロデュース公演『悲しみに戯けたピエロ-マボロシの作詞家-』
2025年の2月5日から9日まで、東京・豊島区のシアターグリーンで、小谷嘉一のプロデュースによる舞台『悲しみに戯けたピエロ-マボロシの作詞家-』が上演されることが決まりました。本公演は小谷の渡米前の最後のプロデュース作品となるため、特に注目を集めています。
この作品では、昭和の人気作詞家・宮川哲夫の生涯を追い、その苦悩や葛藤を描き出します。1966年に日本レコード大賞を受賞した宮川は、ヒット曲を数多く生み出しましたが、彼の信条は「詩は魂で書け」というものであり、次第にその恐れと向き合わざるを得なくなります。
令和の現代に生きる舞台女優・石本希望が、宮川の故郷である伊豆大島・波浮港を訪れ、彼の言葉や世界に触れながら、過去と現代を結ぶ魂の旅を体験する様子が描かれます。二人の人生がどのように交錯し、悲しみに戯れるピエロの魂がどこにあるのか、その答えを求めるストーリーとなっています。
主演キャストとスタッフ
公演の主演には、昨年の舞台『シックスコードの響く先で』に出演した岩佐祐樹が再び登場。さらに、舞台『アサルトリリィ・新章』で知られる安藤千伽奈が新たに参加し、若手エンターテイナーたちが集結します。加えて、山沖勇輝や真野拓実など、多彩なキャストが名を連ねています。
スタッフ陣は、小谷嘉一が作・演出を担当し、演出補には大部恭平と富山バラハスが名を連ねています。音楽は野田浩平が手掛けており、ビジュアル表現や舞台美術にもこだわりが感じられます。特に、メイキング映像や特設Webサイトは注目です。
クラウドファンディングの実施
さらに本公演では、クラウドファンディングを実施中です。7つの参加コースが設けられており、リターンにはお礼のメールや、公演当日のパンフレットへの名前掲載、さらにはサイン付きBlu-rayの配布など、特典が多彩です。クラウドファンディングの詳細については公式サイトで確認できます。
公演概要とスケジュール
公演の概要は以下の通りです。
- - 公演名: 小谷嘉一プロデュース公演『悲しみに戯けたピエロ-マボロシの作詞家-』
- - 期間: 2025年2月5日(水)〜2月9日(日)
- - 会場: シアターグリーン(東京都豊島区南池袋2-20-4)
スケジュール:
- - 2月5日(水)19:00
- - 2月6日(木)14:00 / 19:00
- - 2月7日(金)19:00
- - 2月8日(土)13:00 / 17:00
- - 2月9日(日)12:00 / 16:00
チケットは全席指定で、SS席は9,900円、S席は8,800円、A席は7,700円。詳細はカンフェティのページからご覧いただけます。
この公演は小谷嘉一の意思を受け継ぐものであり、彼がアメリカに移る前の重要なステップとも言えます。観客は、夢と悲しみ、そして希望を感じることができる舞台に触れる特別な機会となることでしょう。ぜひお見逃しなく!