池袋「鍋と雑炊」
2025-02-03 17:25:30

池袋の新たな隠れ家『鍋と雑炊』の黄金だし戦略に迫る

池袋北口エリアに去年12月にオープンした『鍋と雑炊』は、その名の通り、鍋料理と雑炊を主力としたお店です。周りを囲む「ガチ中華」の看板が目立つ中で、和の風情をまとったこの店は、特に女性客の関心を集めています。オーナーの木村玄象氏が自ら手掛けた「黄金だし」が、この店の大きな特徴です。この出汁は鍋料理や雑炊だけでなく、一品料理にも幅広く使用されています。カジュアルな価格帯で提供されていますが、その味は本格的。木村氏は、こちらのお店が全国にフランチャイズ展開する夢を描いています。

隠れ家のような雰囲気

池袋駅より北口方向に向かい、平和通り沿いを歩くと、少し目立たない位置に『鍋と雑炊』の暖簾がかかっているのが見えます。周りの雰囲気とは一線を画し、しっとりとした和の空間が広がります。ここでは、特選されたお酒や一品料理も取り揃えています。

木村氏は、2年の構想期間を経て、本腰を入れたのは1ヶ月前。実は、料理の経験は居酒屋チェーンでのアルバイト程度であり、その後様々な職業を持つ中、フードデリバリーと居酒屋を兼ねた新しい形態の店を友人と始めたことがきっかけでこのお店が生まれました。

一般的で手頃な価格のメニュー

『鍋と雑炊』では、だし鍋セットが1780円、だし雑炊は700円と、とても庶民的な価格設定が魅力。コース料理は1480円から3980円まで選べます。木村氏は、価格設定において「赤から」の人気を参考にしたと言います。「赤から」同様、予約は女性客が多く、ちょっとした二軒目でも男性一人客も訪れます。お酒を注文せずに、食事だけを楽しむ客も珍しくないようで、周囲の関心の高さが伺えます。

黄金だしの特長

この店の自慢である「黄金だし」は、昆布、カツオ、乾燥しいたけ、国産鶏ひき肉、根しょうがを使用したスープ。そのコンセプトは「さっぱりしているけれど、しっかり味わえる」もので、何もつけずにそのままでも十分に楽しめます。「まず良い出汁を作ろう」と開発に励んだ木村氏は、鍋の具材もシンプルなものに厳選。客からは「おいしかった」との声が多く寄せられ、さらには「安すぎる」と驚く方もいるほど。その代わり、家庭で作る鍋よりも美味しく、かつ経済的だと好評です。

将来への展望

『鍋と雑炊』はフランチャイズ展開を視野に入れ、「だし鍋」を文化として広めていくことを目指しています。木村氏は「ここだけ」といった特異な価値を求めるのではなく、どこにでも受け入れられるような料理を提供したいとの考えを持っています。その最終的な目標は、「町の焼き鳥屋さん」のような、誰にでも愛されるお店になることです。

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●鍋と雑炊 池袋店
住所:東京都豊島区池袋2丁目49−12 ナカイチビル 1階102号
電話番号:03-6384-7330
営業時間:[月〜金] ランチ 11:30-15:00 ディナー 17:00-23:00 [土・日・祝] 11:00 - 23:00
公式SNS: インスタグラム
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