再生プラスチックの物性向上を探るウェビナーのご案内
2025年8月4日、再生プラスチックに関するウェビナー「リサイクルプラスチックの物性低下メカニズムと機能性向上技術」が開催されます。このセミナーでは、プラスチックの物性低下の原因や、高分子の基本的な物性について浅く掘り下げ、自己再生能力を注目した物理劣化と再生理論について学ぶことができます。
■ セミナーの概要
このウェビナーでは、特にカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーに関連する技術開発への関心が高まっている現代において、プラスチックの再利用可能性がいかに重要であるかを考察します。特に多くのプラスチックが環境負荷を減少させる可能性を秘めた素材である一方、再生プラスチックの物性が低下するメカニズムについても詳しく解説されます。
講師には、八尾滋氏(広島大学客員教授、福岡大学名誉教授)を迎え、プラスチックの物性低下の原因、高分子の基本的特性、物理劣化・再生理論、そして環境配慮設計やマテリアルリサイクルへの具体的な提案が行われます。
■ プログラムの主な内容
1.
プラスチックの現状
- 環境汚染におけるプラスチックの役割
- 循環型社会に向けた3R + Rの取り組み
- リサイクルの様々な位置づけ
2.
マテリアルリサイクルプロセスの現状
- 収集から選別、ペレタイズシステム
3.
高度物性再生マテリアルリサイクル
- 物理劣化・再生理論
- 高度物性再生プロセス
- メソ構造と力学特性
4.
新しい環境配慮設計と資源循環システム
各トピックの後には質疑応答の時間が設けられ、参加者からの質問にも講師が直接回答します。
■ 参加方法と料金
このウェビナーは、オンラインでのライブ配信で行われます。受講料は定価44,000円(税込)ですが、当社ECサイトに会員登録することで、会員価格39,600円(税込)でご参加いただけます。参加者の特典として、講演後1週間は録画映像を視聴できるサービスも用意されています。
詳細な情報やお申し込みについては、当社のウェブサイトをご覧ください。
■ まとめ
プラスチックの環境問題は深刻なものですが、私たちがその解決に向けて何を学び、どう行動していくべきか考える良い機会です。新しい視点でプラスチックを捉え、資源循環システムを構築するための第一歩として、このウェビナーにぜひご参加ください!