《映画『シリアル・ママ』新録吹替版放送決定!》
2024年4月30日(水)14:00から、BS10スターチャンネルにて映画『シリアル・ママ[新録吹替版]』が放送されます。本作は、奇才ジョン・ウォーターズが監督を務めるブラックコメディで、1990年代に日本でも幅広い人気を誇った注目作です。日本語吹替版としては初めての試みとなっており、多くのファンが心待ちにしています。
― 主人公ビバリーの二重生活
物語はアメリカの静かな住宅街を舞台に進行します。主婦ビバリー・サトフィンは、歯科医の夫ユージーンと子供たち、ミスティとチップと共に、表面上は穏やかな日常を送っています。しかし、実際には彼女の心には不満やストレスが渦巻いています。
ある日、一家を送り出したビバリーは、近所のヒンクル夫人に電話をかけ、卑猥な言葉を浴びせかけることで不満を発散します。この背徳的な行動は、彼女の内面に潜む狂気の片鱗を見せるものでもあります。さらに、PTAの面談で息子を侮辱されたビバリーは、我を忘れて教師を車でひき殺してしまいます。これをきっかけに、彼女の二重生活は一層歪んでいくのです。
― キャスリーン・ターナーの魅力、吹替えは本田貴子
主演のビバリーを演じるのは、アカデミー賞ノミネート歴を持つキャスリーン・ターナーです。彼女は『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』や『ローズ家の戦争』でも知られ、強い女性像を見事に演じ切っています。この映画では、見かけは普通の主婦でありながら、裏の顔は凶暴な連続殺人鬼。ターナーが演じるビバリーの怪演は、観客をしっかりと引き込むことでしょう。
そして、その吹替えを担当するのは、本田貴子さんです。彼女は『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョボビッチや、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のシャーリーズ・セロンなど、強く気高い女性キャラクターの声を多数担当してきました。彼女の力強い声が、ビバリーの複雑な心情をどのように表現するのか、非常に楽しみです。
― 作品への期待
『シリアル・ママ[新録吹替版]』は、単なるホラーコメディではなく、現代社会の歪みを突く内容として、多くの人に刺さる作品です。良妻賢母という理想像の裏に隠された真実や、家族のために自己を犠牲にすることの危うさを描いています。スリルと笑いを散りばめたこの奇妙な物語は、観客に深く考えさせるきっかけとなることでしょう。
ぜひ、BS10スターチャンネルでの放送をお見逃しなく!監督ジョン・ウォーターズの独特な感性と、キャスリーン・ターナーと本田貴子の素晴らしい演技が融合した本作が、あなたの心にどのような感動をもたらすのか、ぜひ楽しみにしていてください!