売れるネット広告社グループとポスティングホールディングスが戦略提携
広告業界に新たな風を吹き込むべく、売れるネット広告社グループ株式会社が株式会社ポスティングホールディングスと戦略的業務提携を締結しました。売れるネット広告社のCEO、加藤公一レオ氏と、ポスティングホールディングスのCEO、杉尾和洋氏が手を組むことで、オンラインとオフラインを融合させ、高齢者層やデジタル未接触層を含む新たな市場を開拓する正に時代を先取りした戦略です。
提携の背景と狙い
ネット広告市場は現在、単価の高騰やコンバージョン率の低下といった課題に直面しています。これに対処するため、売れるネット広告社は、データ分析に基づく完全成果報酬型の広告モデルを構築してきました。しかし、さらなる成長を目指す中で新たな戦略が求められ、ポスティングホールディングスとの提携が実現しました。この提携により、双方の強みを活かし、より多様なターゲット層に対してもアプローチしやすくなります。
特に、ポスティングホールディングスはAIやGPSを駆使した配布管理システムを持ち、多くの業界で成功を収めています。それを活用することで、オンラインマーケティングでは実現しづらい効果的なプロモーションが可能になります。
業務提携の具体的内容
業務提携により、売れるネット広告社は従来のネット広告だけでなく、ポスティングを含むオフライン施策をクライアントにワンストップで提供することができるようになります。この提携のメリットは多岐にわたります。
1.
オンライン広告とポスティングの統合提案: ターゲットとなる顧客の属性や行動履歴に基づき、最適なオンライン広告とポスティング施策を組み合わせたマーケティング戦略を提供します。
2.
データ連携による効果測定の高度化: オンラインとオフラインのデータを一元化し、より精緻な費用対効果分析を行うことで、マーケティングROIの最大化を目指します。
3.
新規顧客開拓におけるシナジー創出: 両社の顧客基盤を活用し、新たな市場へのアプローチを共同で推進します。
「オンライン×オフライン」の新時代
今後はポスティング結果の反響分析をオンライン広告と連携させ、「オンライン×オフライン」を一元的に運用する体制を構築し、PDCAサイクルを確立します。この進歩により、売れるネット広告社は「売れる仕組み」の進化を加速し、顧客満足度の向上とともに安定的な収益の拡大を図ることが可能となります。
将来の展望
両社は約3兆3,330億円のインターネット広告市場と約1兆6,676億円のオフライン広告市場に本格的に参入。二つの市場を制圧する「広告帝国」としての地位を狙います。また、注目度の高い「REAL VALUE」番組における溝口氏と加藤氏の共演が背後にあり、信頼性や提案力の向上も期待されます。
今後、業績への影響は軽微であると見込まれますが、中長期的には顕著な成長をもたらすと考えられます。売れるネット広告社グループは、企業理念である「最強の売れるノウハウ」活用し、D2C事業者の持続可能な成長支援に取り組んでいく方針です。
この提携が新たな広告の可能性を切り拓くことを期待しています。