未来を担う子どもたちの光演出作品展示プロジェクト
株式会社miraiiとパナソニックホールディングス株式会社が共同で進める新しいプロジェクトが始動します。2025年に開催される大阪・関西万博で、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」のファサードを彩るため、全国の小学生を対象にした光演出作品の募集がスタートします。応募の受付期間は2025年7月25日から8月10日まで。子どもたちの自由な発想をもとに制作された作品が、実際にパビリオン内で使用されるという、非常にユニークな機会です。
プロジェクトの目的
この企画の背景には、光の演出文化を広めたいという強い思いがあります。miraiiとパナソニックHDは、その普及のためにさまざまなプロジェクトを展開してきました。今回のプロジェクトでは、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と共鳴し、未来を担う子どもたちの創造力を社会に広く発信することを目指しています。子どもたちが作品制作の過程を通じて「自分の可能性を信じ、一歩を踏み出す力」を育めるよう、光演出を通じた体験を提供します。
企画の詳細
こうした背景を持つこの企画の名称は「ノモと、ヒカリと、モノガタリ」。全国の小学2年生から5年生を対象とし、応募作品は「ノモの国」を演出するオリジナルの物語と光演出を含むものです。実際の演出場所は大阪・関西万博のパナソニックグループパビリオン「ノモの国」で、演出期間は2025年の9月から10月13日までの予定です。
子どもたちが自由にアイデアを形にして、万博という国際的な舞台で自分の作品が展示されることの喜びや、自信を育む素晴らしい経験になるでしょう。
参加の手順
参加を希望する方は、指定されたリンクから詳細を確認し、応募フォーマットに沿ってアイデアを具体化し、作品(画像や説明文など)を提出します。応募が完了した後、担当者から連絡があるとのことです。参加を検討している保護者やご家庭には、夏休み期間中の自由研究や自宅学びの一環として、この機会を活用してほしいです。
「ノモの国」とは
「ノモの国」は、パナソニックグループが長年にわたって培った「ひとの理解」研究に基づく技術を活用した体験型のパビリオンです。全長約70メートルの巨大なファサードはオーガンジーの膜で覆われ、夜になると子供たちのアイデアを基にした光と音による演出が行われます。子どもたちの独自の感性が、万博の舞台でどのように表現されるのか、期待が高まります。
ILLUMMEについて
パビリオン内では、パナソニックが開発中のIoT照明「ILLUMME(イリューム)」も使用されます。この照明は360度のフルカラーLEDを搭載し、ビジュアルプログラミングで自由に光を操作できるのが特徴です。音楽のように光を楽しむ新たな文化の創造を目指しており、子どもたちがこの体験を通じて新たなカルチャーの起点となることが期待されています。
まとめ
このプロジェクトは、一般財団法人ニューメディア開発協会や全国の支援学校とも連携しており、支援が必要な子どもたちにも表現の場を提供し、光の新たな価値を創造する狙いがあります。子どもたちの感性や表現が社会とつながり、多くの人々に希望や感動を伝える未来に向けて、みんなで一緒に未来を創りましょう。万博という大きな舞台で、あなたのアイデアがどのように形になるのか、ぜひ参加してその体験を共有してみてください。