IBDへのエール
2025-05-19 10:20:21

IBDを理解する日、全国からのエールで患者を支えるモザイクアートの取り組み

IBDを理解する日、エールを送るモザイクアート



今年の5月19日、「IBDを理解する日」に合わせて、炎症性腸疾患(IBD)に関する理解を深めるための新しいプロジェクトがスタートしました。それが「I know IBDプロジェクト」ですが、今回の目玉は全国から集めた808枚の写真を使用したモザイクアートです。

IBDとは?


IBDとは、主に潰瘍性大腸炎やクローン病を指し、消化管に炎症を引き起こす疾患です。主な症状としては、下痢や腹痛、多頻尿などがあり、これが患者の日常生活に大きな影響を与えます。外出時のトイレに対する不安は、IBD患者が直面する見えない壁の一つです。このプロジェクトは、そんな患者さんの不安を少しでも和らげることを目指しています。

プロジェクトの背景と目的


2022年5月に始まった「I know IBDプロジェクト」は、IBDに対する社会の理解を促進し、患者が「周囲の理解」を実感できる環境を作ることを目指しています。外出時のトイレへの不安を抱えるIBD患者にとって、支えとなる場所や理解者の存在が切実であることから、協力企業や協力店舗を募り、トイレの貸し出しや、IBDに対する理解を深めるための教育資材の配布など、様々な取り組みが進められています。

モザイクアートの意義


今年のIBDを理解する日には、全国各地の協力企業から集めた写真を使い、患者さんへの支援の輪の広がりを一つの作品として表現しました。このモザイクアートは、ただの芸術作品ではなく、協力企業や店舗、アッヴィの社員からのメッセージでもあります。アートを通じて、患者さんに「あなたは一人ではない」と伝え、周囲の理解を促進する役割を果たしています。

モザイクアートは、プロジェクト公式ウェブサイトで公開されており、全国の人々がこの取り組みに参加することができます。問い合わせや写真の投稿は、指定のウェブサイトから行えるため、誰でもこの支援の輪に加わることができます。特に、外出の際に不安を感じるIBD患者にとって、こうした活動は大きな支えとなるでしょう。

これからの展望


プロジェクトは、今後も東京都の主要駅での大型広告ボードへの掲出を予定しており、多くの人々にこのメッセージが届くことを目指しています。IBD患者は、社会が理解していないさまざまな「見えない壁」に苦しんでいますが、本プロジェクトがその壁を取り除く手助けになることを願っています。

まとめ


「I know IBDプロジェクト」は、IBD患者が自らの疾患について周囲に知ってもらい、理解してもらえるようになることを目指しています。患者さんの声を直接聞く機会も増えており、今後も支援の輪は広がっていくことでしょう。あなた自身もこのプロジェクトに参加して、共にIBDに対する理解を深めていきませんか?まずは、プロジェクトのウェブサイトを訪れてみてください。そこには、あなたの応援が必要な患者さんたちが待っています。


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