「FUTABA ALTER:NATIVE 2026 in 東京」が決定
令和7年1月17日(土)、東京で「FUTABA ALTER:NATIVE 2026」が開催されることが正式に発表された。このイベントは「いま、あらためて復興を考える」というテーマの下、双葉町の復興を新しいまちづくりの視点で捉えることを目的としている。特に、震災後の空き地の活用や、地域自治、風景デザインなどといった次世代の課題について関心を広げる場となる。
イベントの概要
本イベントは新宿区の目白センター地下1階で行われ、午後1時から午後6時30分までの間、計60名が参加可能。参加者には双葉町出身者や地域づくりに関心を持つ企業家、若者たちが多く含まれ、自らの体験や知見を持ち寄る貴重な機会となる。複数のセッションを通じて、参加者同士で知識を交換し、具体的なアイデアを生み出すことが狙いだ。
セッション内容
セッション1: 災害復興事業の課題とこれからの日本
登壇者として双葉町町長の伊澤史朗氏や復興審議官の古橋季良氏、知名な教授や専門家たちが揃う。このセッションでは、東日本大震災や能登半島地震を機に日本で進行中の復興活動の現状や課題について深掘りしていく。特に、行政の支援から住民活動への移行期における挑戦が重点的に扱われる予定だ。
セッション2: 関係人口と新しい働き方
このセッションでは、双葉町での地域協業の重要性が議論され、地域での多様な働き方や役割について考える機会が提供される。具体的には、関係人口を増やし、地域社会とつながる方法を実践者たちが提案する予定だ。地元の企業や研究者と連携しながら、新しい形での地域貢献を探るセッションに期待がかかる。
セッション3: 双葉からはじまる地域自治と風景のデザイン
双葉町における復興の現状を受けて、今後の地域の進むべき道についての議論が展開される。特に新しい風景づくりや住民自治のあり方に焦点を当て、これまでの枠にとらわれない発想で地域の未来を考えることが求められる。
参加方法と問い合わせ
今回のイベントは、事前申し込みが必要となっており、参加を希望する方は公式ウェブサイトから申し込みが可能である。運営は「FUTABA ALTER:NATIVE」と一般社団法人ふたばプロジェクトによって行われており、双葉町の後援を受けている。詳細な情報や問い合わせ先については、公式ウェブサイトを参照されたい。
私たちが双葉町の復興にどのように関与できるのかを考える貴重な機会であり、参加者全員が新しい発見を得ることのできる場となることを期待している。