未来の海と人
2025-08-12 17:36:26

渋谷ヒカリエで体験する未来の海と人のつながりイベント

海と人をテーマにした新たな試み



2025年8月23日(土)から31日(日)にかけて、渋谷ヒカリエ8階の「aiiima(アイイマ)」にて、展示イベント「ウミと、ヒトと。-海と暮らす、人の工夫-」が開催されます。このイベントでは、全国の漁師たちによる持続可能な漁業の取り組みや、海の環境保護に関する多様な工夫を紹介します。

海の未来と漁師たちの挑戦



展示では、海藻が育成する藻場の減少や、海水温の上昇、生物多様性の減少といった海洋環境に関する現状が明らかにされます。そして、豊かな海を未来へと残すために、地域の漁師たちがどのような工夫をしているのかを映像や音、解説を交えたインスタレーション形式で体験することができます。この取り組みは、クリエイティブスタジオP.O.S.T studioとの共催となり、食をテーマにした持続可能な未来の探求が行われます。

トークセッションでの実践的な学び



イベント初日となる8月23日(土)午後4時からは、UMITO Partnersの村上春二氏と千葉県・木更津市のKURKKU FIELDSの佐藤剛氏によるトークセッションが行われます。このセッションでは、海の現状やサステナブルなシーフードがどのように生まれているのか、さまざまなプロジェクトに基づいた学びが共有されます。参加費は1,000円(税込)で予約制となっていますので、早めの申し込みをお勧めします。

展示の多様性と工夫



今回の展示のテーマは「サステナブルなシーフードとは何か?」です。UMITO Partnersが漁業者とともに取り組んできた地方の実践や、以下の地域の工夫をご紹介します。
  • - 北海道・苫前町:ミズダコの資源配慮型伝統漁法「樽流し漁」
  • - 岡山・邑久町:持続可能な牡蠣養殖と藻場の再生
  • - 北海道・焼尻島:昆布藻場を守り、ウニの身入りを改善する取り組み
  • - 北海道・広尾町:浜に打ち上げられる「拾い昆布」の利活用
  • - 北海道・広尾町:マイワシの持続可能な流通を目指す連携

これらの地域の取り組みは、漁業がどのようにして地域と共存できるか、また海の生態系を守る重要性を考えさせるものです。展示を通じて、市民にも漁師たちの“海とともに生きる工夫”を伝え、持続可能なシーフード選択の重要性を訴えかけます。

イベントの詳細と参加方法



「ウミと、ヒトと。」のイベントは入場無料です。展示の開催場所は、東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 8階の「aiiima」となります。またトークセッションは有料となりますので、事前の申し込みが必要です。参加希望者は、公式Webサイトを通じてご予約ください。

持続可能な未来のために、私たちがどのように行動できるのかを考える貴重な体験になるはずです。このイベントを通じて、海の現状に目を向けてみませんか。


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