五味弘文監修の新ホラープラネタリウム「ふり返りの旋律」開幕！

「ホラープラネタリウムふり返りの旋律」開幕！

2025年7月18日、コニカミノルタプラネタリウムの全5館で新たな試み、ホラープラネタリウム『ふり返りの旋律』が上映されます。本作品は、お化け屋敷プロデューサーで知られる五味弘文氏の監修によるもので、恐怖と幻想が交錯するスリリングな体験が待っています。

恐怖体験が待ち受けるプラネタリウムの革新

通常、プラネタリウムといえば、穏やかな星空と幻想的な映像を楽しむ場所。ですが、今年の夏は一変します。心臓が高鳴るようなホラー体験が、ドームの中で展開されるのです。物語は、ギリシャ神話の「こと座」をテーマにしたもの。この神話を現代的な視点で再解釈し、視覚を奪う暗闇や逃げ場のない空間、恐ろしいサウンドに包まれながら、圧倒されるような没入感を体験できるのです。

五味氏は過去に数多くの恐怖体験を手掛けてきた「恐怖のパイオニア」。彼の感性が組み込まれた本作では、まるで自分が恐れを抱えた廃墟にいるかのようなシチュエーションが展開され、観客はその場に引き込まれます。目の前で「何か」が動く気配を感じたり、不気味な音が背後から迫ってくる感覚を味わうことができるでしょう。

特別な「廃墟ドーム」での体験

上映前には、本作品限定の「廃墟ドーム」が用意されており、映画が始まるまで不気味な空間の中で自由に撮影を楽しむことができます。この体験は、恐怖を堪能する準備としても最適です。心拍数が上がるこの場所で、普段は立ち入れない廃墟の雰囲気を楽しんで、度重なる恐怖体験に備えましょう。

物語のあらすじ

本作のストーリーは、地方の古びた廃墟ビルを舞台に、新人警官・須藤ひまりが深夜のパトロールに向かうところから始まります。彼女は上司、小宮山と共に薄暗い室内を巡回しますが、進むにつれて明らかになる廃墟の秘密。誰もいないはずの建物で感じる人の気配や、不気味な物音、さらにはどこからともなく響くピアノの旋律…。

この物語は、ギリシャ神話の「オルフェウスの物語」とリンクし、運命が交差していく様を描いています。結末に向かって進む中、主人公には「絶対に振り返ってはならない」という恐ろしい警告が。観客はこの心理的恐怖を体験しながら、ストーリーに深く没頭していくことでしょう。