今井美樹、初のカバーアルバム「fiesta」をデジタルリマスターで再配信
今井美樹がデビューから35年以上の歩みの中、ファンに待望されていたカバーアルバム「fiesta」をデジタルリマスター版としてお届けします。1988年にリリースされた「fiesta」は、今井美樹の音楽的なルーツに根ざした作品であり、彼女自身が敬愛する洋楽アーティストの楽曲を自らの解釈でカバーしました。スムーズで洗練されたアレンジが施され、今井美樹の透明感のある歌声が心に響く、まさに珠玉のアルバムです。
洋楽の名曲たち
収録曲は、カーペンターズの名曲「(They long to be) Close to you」をはじめとして、マイケル・フランクスの「The lady wants to know」やミニー・リパートンによる「Lovin’ you」など、1970〜80年代に多くの人々に愛されたAORやソウル系の楽曲が並びます。これらの楽曲は、今井美樹のアレンジによって、当時の雰囲気が豊かに再現されています。彼女の声に乗せられた音楽が、聴く人々に色鮮やかな思い出を呼び起こします。
オリジナル曲「ひとりでX'mas」
更に特筆すべきは、本作のために書き下ろされたオリジナル楽曲「ひとりでX'mas」。今井美樹が初めて作曲を手がけた楽曲ということで、アルバムにとっても特別な存在感を放っています。心温まるメロディーと歌詞が、聴く人の心を優しく包み込みます。この曲は、アルバム全体の中でもひときわ際立ったオリジナリティを持っており、他のカバー曲とも絶妙に調和しています。
また、5曲目に収録されたインストゥルメンタル曲「Snow falling thick and slow」は、今井自身が作曲した音楽の一例ですが、これもまた彼女の音楽的表現の幅広さを感じさせる素晴らしい曲です。
豪華なミュージシャンたち
本作には、今井美樹を支える才能ある参加ミュージシャン陣が集結しています。佐藤準や小林信吾のキーボード、村上“ポンタ”秀一のドラム、今剛や松下誠のギター、そして岡沢茂のベースなど、日本の音楽シーンで活躍する実力派たちが楽曲に華やかさと深みを添えています。これにより、アルバム全体がより一層魅力的なものに仕上がっています。
デジタル・リマスター版の魅力
今回のデジタルリマスター版では、当時の細やかな演奏やアレンジの魅力が際立っています。音質が高められ、よりクリアで豊かな音像で楽しむことができるため、リスナーは今井美樹の音楽の真髄に触れることができるでしょう。35年以上経った今でも色褪せることのない、心に響く名曲たちが再び私たちの元に戻ってきます。
おわりに
今井美樹の音楽的ルーツと美学が色濃く反映された「fiesta」は、彼女の魅力を再認識させる貴重なアルバムです。ぜひ、この機会にデジタルリマスター版をお聴きいただき、彼女の音楽の世界を堪能してください。また、リリース情報や最新情報は、フォーライフミュージックのSNSで随時発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。
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