ランスタッドのDEI経営に対する取り組み
東京都千代田区に本社を構えるランスタッド株式会社が、DEI(公正性、多様性、インクルージョン)の経営における先進企業として、書籍『こんな会社で働きたい DEI編2』に紹介されました。本書は、DEIに対する先進的な取り組みを実践している企業に焦点を当てたもので、ランスタッドの具体的な施策が詳しく解説されています。
ランスタッドのビジョン
ランスタッドは、「世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社」というビジョンのもと、すべての人々が自らの可能性を最大限に発揮できる社会を目指しています。特に注目されるのは、単なる平等の概念(Equality)ではなく、各個人の状況に寄り添った支援を提供する「公平性(Equity)」に重きを置いている点です。この理念に基づき、DEIだけでなく、包摂的な文化(EDI&B)を育むための様々な人事施策を導入しています。
具体的な取り組み
ランスタッドが書籍で紹介された主な取り組みには、以下のような人事施策があります。
1.
キャリアの自律支援: 年齢や社歴による制約を乗り越える「ジョブ型雇用・社内公募制度」を採用しており、従業員は自らのキャリアを自由に選択し、挑戦することが可能です。
2.
女性リーダーの育成: 管理職に占める女性の割合を40%に引き上げることを目指し、「ピープルレビュー」というサポートプログラムを実施しています。この取り組みは、女性のリーダーシップ能力を育成するための支援を行います。
3.
LGBTQI+に対する配慮: 同性カップルの婚姻を認めるなど、包括的な環境を整備している点も特筆すべきです。PRIDE指標においては、過去5年間にわたり最高評価「ゴールド」を獲得しています。
4.
公平な障がい者雇用: 障がい者を健常者と同様の待遇で雇用し、専任の「定着支援者」がついて包括的な支援を行なっています。
5.
ボトムアップのカルチャー: 「ERG(従業員主導グループ)」と「EDI&Bアンバサダー」を配置し、組織全体でのインクルーシブな文化の醸成を図っています。
社外への発信と役割
ランスタッドは、独自の知見をもとに、社会におけるインクルーシブな働き方を推進する役割も果たしています。例えば、共同保有する帆船で開催される「EDI&B船上シンポジウム」では、世代間対話を行う予定です。また、大阪・関西万博においても、体験型の取り組みを通じて、障がい者の理解を深める機会を提供します。
書籍『こんな会社で働きたい DEI編2』について
この書籍は、ありのままの個性を尊重し、心地よく働くことができる環境を徹底的に探る内容になっています。連動するWebメディア「こんな会社で働きたい」でも、経営陣や責任者のインタビューを交えた特集が公開されています。
ランスタッドの今後の展望
ランスタッドは、今後も引き続きDEIを重要な経営戦略に位置づけ、多様性と包摂のある職場づくりに取り組んでいきます。また、各施策における実績をさらなる社会的価値へと変換し、より良い働き方の実現を目指します。
これからのランスタッドの動向に注目していきたい所です。