ユニフォームデザインを刷新!博展が創り出した新たなスタイルの魅力
1. リニューアルの発表
株式会社博展が、施工現場で使用するユニフォームを約10年ぶりに全面的にリニューアルしました。これは、プロダクトマネジメント職や制作職のブランディングを強化し、現場でのイメージを一新する試みです。デザインを手掛けたのは東京を拠点とするデザインスタジオ「YAR」。ボディデザインは、「グッドコミュニティ共創カンパニー」を目指す株式会社アダストリアが担当しています。
2. リニューアルの背景
ユニフォームのリニューアルは、博展の事業領域の変化や新たなビジュアルアイデンティティ(VI)の確立を目的としています。これまで多くのユニフォームが機能性を重視していたのに対し、今回はクリエイティブ性を重視。そのため、YARに依頼し、施工職や制作職の仕事内容を反映する新しいデザインを創作しました。
特に注目すべきは、近年施工現場における女性スタッフの増加を考慮し、幅広い体形に似合うシルエットに仕上げた点です。既製品ではなく、アダストリアに新規でプロデュースを依頼しました。
3. デザインコンセプト
博展のロゴは「人」をモチーフにしており、働く人々の想いを込めた「Hakuten Mind dot」というテーマが掲げられています。YARのデザイナーは、5種類の独自ビジュアルを創作し、博展で働く多様な人々が持つイメージを表現しました。デザインしてもらったYAR横山駿吉氏によると、「背負う画は異なっても、背負う志は同じ」との思いも込められているそうです。
4. 機能面のこだわり
ユニフォームには機能面でも工夫が施されています。例えば、ベルクロテープで調整可能な袖口や、裾のドローコードにより、サイズやシルエットを自由に調整できる仕様になっています。また、中綿入りのインナーベストは取り外し可能で、年間を通じて快適に着用できるよう工夫されています。職種に応じて変更できる胸元のワッペンも、ユニフォームの特徴的なポイントです。
5. 制作の裏側
YARとのコラボレーションによって、高いクリエイティビティが求められる施工現場での仕事が、どのように展開されるのか、大きな期待が寄せられています。博展のプロダクトマネジメント部は、「想いをカタチにする仕事」をミッションに掲げ、ユニフォームを身にまとったスタッフの姿を様々な場面で見てもらうことで、クリエイティブでワクワクする業務であることを広めていく予定です。
6. YARとアダストリアの役割
YARは、東京を拠点にART DIRECTIONやグラフィックデザインなど、さまざまなデザインプロジェクトを手掛けているスタジオです。また、アダストリアは、30以上のファッションブランドを展開するカジュアルファッション専門の企業であり、今回のプロジェクトを通じて「Play fashion!」を実現する一翼を担っています。
7. 結論
このように、博展のユニフォームリニューアルは、デザイン的な視点と機能的な視点の両方からアプローチがなされており、今後の施工現場でのスタッフの姿がどう変わっていくのか、一層の注目が集まります。ユニフォームを通じて、博展がより多くの人々に響くコミュニケーションを創り出すことが期待されます。