立命館大学がAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」を導入
2026年5月から、立命館大学に所属する研究者および博士後期課程の学生約300名が、AI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」を導入することが発表されました。この動きは、大学の研究力を強化するための一環として位置づけられています。
導入の背景と目的
学術研究において、英語で論文を執筆することは、研究内容を広く発信し、国際的な評価を得るために欠かせません。しかし、研究者や学生たちは、執筆作業に費やす時間や労力に悩むことが多いのが現実です。そのため、Paperpalの導入は、彼らの負担を軽減し、より多くの時間を研究活動に充てることを可能にします。
Paperpalは、英語論文執筆時の文脈に応じた表現提案や文章のリライト、無駄な単語の削除、引用文献の検索など、さまざまな機能を提供するAIツールです。2万以上の論文データと、エディテージが培った20年以上の校正経験を基に、リアルタイムでのサポートが実現しています。
導入の詳細
- - 導入対象:立命館大学に所属する研究者および博士後期課程の学生
- - 初期ユーザー数:300名
- - サービスプラン:Paperpal Primeプラン
- - 導入期間:2026年5月から2027年4月までの1年間
大学側は、Paperpalが提供する「ポストAI英文校正」サービスにも期待を寄せています。この機能により、AIによる執筆支援を受けた後に、専門のエディターによるチェックを経て質が担保される仕組みです。
期待される効果
本ツールの導入によって期待される効果は以下の通りです。
- - 研究者が実際の研究活動に充てる時間の確保
- - 英語論文の投稿増加
- - 提出される論文の質の向上
立命館大学は、これらの取り組みを通じて、国際共著論文やトップ10%論文の増加を目指すとのことです。また、1年間の運用を経て、利用状況や効果を評価し、今後の継続利用に向けた検討を行っていくとしています。
Paperpalについて
AI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」は、カクタス・コミュニケーションズが提供するサービスの一環です。出版された論文の学習データを取り入れ、専門的な校正者が蓄積したノウハウを基に開発されています。利用者は、リアルタイムで正確な英語表現や文章の改善提案を受けることが可能です。
終わりに
立命館大学でのPaperpal導入は、研究者の英語論文執筆の負担を減らし、質の高い研究を促進するための革新的な一歩です。今後、他の大学や研究機関でも同様の支援ツールが導入され、研究活動の成果がより高く評価されることを期待します。