企業と学生が共創する観光インターンシップ研修
三重県四日市市に本社を置く株式会社グリーンズは、2025年8月に開催される経団連主催の「観光インターンシップ」研修に参加することを発表しました。この研修は、観光業界での高度な人材を育成し、確保することを目的としたもので、大学と企業が手を組み地域の活性化を目指しています。
参加学生による実践的な学び
研修には、複数の大学から応募があり、最終的に3名の学生が参加しました。彼らは、グリーンズが運営するホテルの見学や接客の体験を通じて、実際の業務を学びます。また、グリーンズ本社や東京オフィスでの講義を受けることで、観光業界におけるビジネスの仕組みやマーケティング戦略を理解していきます。
さらに、研修プログラムでは、学生たちが具体的な企画資料を作成し、発表する機会も設けられています。最終日には本社にて課題発表会が行われ、参加学生が「中期経営計画の経営目標達成のための新しいホテル・事業を提案」というテーマでプレゼンを実施します。自由な発想から生まれた提案は、グリーンズにとっても新たな気づきとなり、今後の事業展開に役立てられることでしょう。
経営者の思い
株式会社グリーンズの代表取締役社長、村木雄哉氏は、学生の提案に対して感動を表明しました。「新しい視点や発見につながる提案をいただき、大変嬉しく思います」と語り、企業として成長を続けるためには、変化に柔軟に対応しながら、新たな挑戦を受け入れる力が不可欠であると強調しました。
村木社長はまた、地域とのつながりや人とのふれあいを重視し、学生たちには好奇心を持って多様な場面で活躍してほしいと期待を寄せています。こうした取り組みは、若い世代の力を借りて新しい観光の形を模索する一歩であり、社会全体の成長にも寄与することでしょう。
株式会社グリーンズについて
グリーンズは、46の国で7,500軒以上のホテルを運営するチョイスブランドと、60年以上の運営実績を持つオリジナルブランドのシナジーを活かし、中間価格帯での全国展開に成功しています。企業ビジョン「TRY!NEXTJOURNEY~新たな旅に踏み出そう~」のもと、地域に密着したホスピタリティを提供することを目指しています。また、CSR宣言として「環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業」を掲げ、地域に貢献する社会貢献活動や環境への取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に努めています。
これからもグリーンズは、人とのつながりを大切にしつつ、地域活性化を目指したさまざまな取り組みを続けていくことでしょう。その成果が、地域社会や観光業界に新たな息吹をもたらすことを期待しています。
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事業内容:ホテル・レストランの経営、その他付帯する業務