新鋭オペラ団体誕生
2025-08-20 10:46:11

地域密着型の新星オペラ団体「プリンスオペラ」がデビューを果たす

新星オペラ団体「プリンスオペラ」が北区で旗揚げ!



東京都北区王子に新しいオペラ団体「プリンスオペラ」が誕生した。この団体は地域に根ざし、音楽の力を通じて地域の文化を育てようという思いから設立された。「プリンスオペラ」は、2025年9月21日、北とぴあつつじホールにてお披露目となるガラコンサートを開催し、2026年に控える旗揚げ公演《プッチーニ作曲 歌劇「トスカ」》へとつながる重要なステップを踏み出す。

地域とのつながりを大切に



「プリンスオペラ」は、オペラの上演やリハーサルを通じて、地域住民や若手音楽家と共に音楽文化を育てていくというコンセプトを掲げている。代表の明珍宏和氏は北区出身のバリトン歌手で、地域の音楽シーンに新たな風を吹き込みたいという強い思いを抱いている。町の商店街が減少している現状に危機感を持ち、音楽を通じて再び地域のつながりを強めていきたいとのこと。

ガラコンサートでの特別な体験



開催されるガラコンサートは、旗揚げ公演に向けたプレイベントとして位置付けられている。「トスカ」はオペラの中でも完成度が高い作品であり、普段はなかなか見られない北区での上演が実現する。地元住民も参加可能な合唱や児童出演の募集も行われ、地域全体でこのイベントを盛り上げようとしている。

演出と指揮を担当するのは若手の実力派が揃う澤村杏太朗氏と角直之氏であり、地域の特色を生かした新しいオペラ作りに挑戦している。

新たな挑戦、若手育成への取組



「プリンスオペラ」のユニークな点は、オーディションを通じて現役の指名キャストが若手声楽家を選出する仕組みだ。これにより、若い世代にとって貴重な経験の場が提供され、舞台での成長をサポートする新しい形式のプロダクションとなっている。団体は、北区から未来のオペラ界を支える人材を育成することにも注力している。音楽大学との連携による情報発信や交流も行い、若手キャストのチャンスを広げることを目指している。

目指すは地域文化の再生



東京の音楽シーンは都心に集中しがちだが、北区からも新しい才能を発信したいとの熱い想いがある。将来的には「音楽塾」や地元密着型のオペラ専門オーケストラの創設も視野に入れており、地域に根ざした文化の振興を図るための活動を積極的に行っていく考えだ。明珍代表の家系は平安時代から続く甲冑師であり、長く愛されるオペラ団体としての成長を目指す。

ガラコンサートの詳細



ガラコンサートは「歌劇『トスカ』の作り方」や、名曲のアリアや重唱を披露する第2部から構成されています。

開催概要


  • - 日付: 2025年9月21日(日) 12:30開場 / 13:00開演
  • - 会場: 北とぴあつつじホール (東京都北区王子1-11-1)
  • - チケット料金 (税込):
- 指定席: 大応援席 (前方3列) 5,000円
- 自由席: 一般 3,000円 / 高校・大学生 1,000円 (カンフェティ限定割引)

参加を希望する方々には、チケットの購入やお問い合わせを通じて気軽に訪れてほしい。音楽と地域が共鳴し合い、共に素晴らしい体験を育む場として、多くの人々に愛されることを期待したい。


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