生活クラブ、雄武の低利用魚を活用した新メニューを展開
生活クラブ事業連合は、北海道雄武沖で水揚げされる低利用魚を用いた2つの新商品、
「雄武産にしんの開き干し」と「雄武産かすべの煮付け」の販売を2026年3月より開始します。この取り組みは、持続可能な漁業を推進し、地域の漁業者の支援にもつながる重要なプロジェクトです。
環境変化に対応する漁業
北海道雄武では、気候変動による影響で海水温が上昇し、栄養分を伴った海流が変化してきました。この変化により、従来多く獲れていた魚種が減少し、新たににしんやかすべといった魚が漁獲されるようになりました。特にかすべは、地域方言で「えい」を指し、サステイナブルな漁業を推進する活動の一環として、これらの低利用魚を美味しく食べる方法を模索しています。
雄武産にしんの開き干し
大ぶり且つ脂肪分の多い雄武産にしんは、開き干しにされており、特に味わい深い一品です。頭と内臓を取り除き、軽やかに塩水で漬け込み、冷風で仕上げる過程を経て、そのまろやかな風味が引き立ちます。焼き加減に注意しながら、ふっくらと仕上がった身は、ご飯との相性も抜群です。
この製品は180gで499円(税込)、180日の賞味期限が設定されています。また、提携先は北海道漁業協同組合連合会です。
雄武産かすべの煮付け
もう一つの新メニューである雄武産かすべの煮付けは、地元の郷土料理であり、特にそのえんがわ部分に焦点を当てています。かすべはコラーゲンが豊富で、滑らかな口当たりが特徴です。この煮付けは、電子レンジで簡単に温めて楽しむことができ、美味しさと手軽さが両立しています。内容量は180gで、価格は416円(税込)です。
雄武の自然環境と今後の展望
雄武はオホーツク海に面し、その豊かな自然環境は流氷によるミネラルが豊富です。この地域の漁業協同組合は「育てる漁業」を実践しており、持続可能な取り組みが行われています。近年はモニタリングや地域の資源管理にも力を入れ、将来にわたって豊かな海を守るための活動が続いています。
生活クラブでは、これら新商品の開発を通じて、組合員と地域連携し、持続可能な未来をともに形作っていくことを目指しています。消費者として私たちができることは、このような取り組みを支え、持続可能な社会の実現に貢献することです。
生活クラブについて
生活クラブは1965年に設立され、全国に展開する地域生協から成り立っています。約42万人の組合員がいて、国産材料使用や減農薬への取り組みを通じて、安心・安全な食材の提供を行っています。生産者との連携を基に、サステイナブルな社会の推進に寄与してきた実績があります。
皆さんもぜひ、これらの新メニューを試してみてはいかがでしょうか。食を通じて、地域と環境をつなぐ一助となることができるでしょう。