新たなテレビCM評価ツール「REVISIO One」登場
テレビ視聴の変化に対応する新たなサービス、「REVISIO One」が発表されました。このツールは、テレビCMの効果をより深く理解し、最大限に活用するための評価・分析ツールです。特に注目すべきは、このツールが独自に開発した人体認識技術を通じて視聴データを取得する点です。この機能によって、視聴者の「アテンション」、つまりテレビ画面への注視度を計測し、データとして提供することが可能となっています。
無料デモアカウントの開始
REVISIO株式会社は、過去1週間に放送された関東および関西地域の地上波テレビ番組の視聴データを無料で閲覧できるデモアカウントを提供することを発表しました。このアカウントを申請することで、視聴データを簡単に取得し、自社のCMや番組の分析に役立てることができます。提供されるデータには、全番組の「世帯テレビオン率」と、視聴者がどの程度その番組に注目しているかを示す「注目度」が含まれます。
データの内容と利点
デモアカウントで閲覧できるデータは、以下の内容です。
- - 世帯テレビオン率:調査対象地域で、テレビがついている世帯の割合。
- - 注目度:テレビの前にいる人がその番組にどれほど注視していたかを示す、REVISIOの独自指標。
注目度が高いことは、視聴者がその内容に強い関心を寄せていることを意味し、広告主やマーケティング担当者にとって非常に重要なデータとなります。これらの情報をもとに、視聴者の関心を引くクリエイティブなコンテンツ作りに活かすことができます。
対象番組とチャンネル
このデモアカウントで閲覧できる番組は、過去1週間に放送された地上波テレビ番組です。具体的には、以下のチャンネルで放送された番組が対象になります。
- - 関東地域:NHK総合、Eテレ、日本テレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京、フジテレビ
- - 関西地域:NHK総合、Eテレ、毎日放送、朝日放送、テレビ大阪、関西テレビ、読売テレビ
この機会に、テレビCMの評価方法を刷新してみませんか?
これからの視聴データサービス
なお、REVISIO Oneのサービス提供に伴い、旧来のデータ公開サイト「RE.Source」は9月15日で終了しました。「RE.Source」のユーザーは新たに「REVISIO One」のデモアカウントを申し込むことで、引き続きデータを閲覧することが可能です。
会社情報
REVISIO株式会社は2022年に社名変更し、テレビ番組やCMの視聴データを取得する専門会社として、主にBtoB向けの視聴分析サービスを提供しています。特に、独自の人体認識技術を活用し、視聴態勢データを自動で取得することで、国内累計250社以上のクライアントに活用されています。今後の展開にぜひ注目していきたいところです。
この新たなサービスを利用して、テレビCM戦略に新しい角度からアプローチし、視聴者との距離を縮めていきましょう。