阿部興業が新たに提案するブランドの未来
阿部興業株式会社が創業80周年を迎え、この節目に新たな企業イメージ(CI)を発表しました。社長の阿部清光氏は、会社の理念をより一層明確にするために新しいロゴとデザインに取り組むことを決意しました。この新しいCIは、今後のグローバル展開に向けた重要なステップとなります。
ロゴデザインの刷新
新CIの中心となるのは新しい「ABE」ロゴです。これは2015年に導入された「A」ロゴを踏襲しており、シンプルでありながら印象的なデザインが特徴です。このロゴは、木製ドアの骨組みを連想させる形状で、素材である木に対する思いや、環境への配慮が感じられます。木を使った住まいに寄せる情熱と、利用者への配慮を視覚的に表現しているのです。
コーポレートカラー「ABEグラデーションブルー」
続いて、コーポレートカラーとして選ばれたのは、オリジナルの「ABEグラデーションブルー」です。この色彩は、深い海の色合いと広がる空をイメージし、同社が培ってきた技術力と知識の深さ、そして無限の可能性を象徴しています。色の階層は、同社の技術の深化と可能性の拡張を表し、今後の挑戦に果敢に立ち向かう姿勢を感じさせます。
創業の軌跡と未来への展望
阿部興業は1945年に創業以来、木製メーカーとしての経験を積み重ねてきました。木が持つ特性や魅力を最大限に引き出し、品質や用途に応じた製品を展開してきたことが会社の基盤になっています。今回の新CI発表に伴い、製品の企画開発から施工、メンテナンスまでのワンストップサービスがさらに強化される予定です。
今後も「木製ドア、木製建具、木製家具を製作し、日本に、そして世界に本物を届ける」というビジョンを実現するために、阿部興業は挑戦を続けます。80周年を迎えた今、企業としての責任を再確認し、100年企業を目指して多様な取り組みを続けていく意志が示されています。
まとめ
新CIの発表は、阿部興業がどのように時代と向き合い、企業理念を育んできたかを物語る重要なイベントです。これからの80年、そして100年目を目指した未来に向けて、さらなる発展が期待されます。これからも、新たなブランドとして世界にアプローチし続ける同社から目が離せません。